0030

ポリカルポフ I−185
イースタン
ソ連空軍1942
 
 ポリカルポフといえばズングリI−16と思いきや、こんな近代的な機体も造っていたんだ。と、珍しいので購入。ややっ!ダブりじゃ。なにぶんロシア語はローマ字が裏返ったりひっくり返ったりしたような文字で、完璧に読めん!それでもメーカーが違う位は分かるつもり。確かに185の文字はあったが、パッケージもまるで違うのに二つの中身はまるで同じもの。説明書、といっても小さなぺラ紙が一枚だけだが、これも全く同じ。こういう事ってあるんですねェ。とりあえずひとつはノーマルに、もうひとつは、へっへっへっ、あそぼーっと!
 キットは結構難物です。各パーツの合わせは隙間が多くパテの出番。カウリング正面がツライチなのでリュ−ターで彫り、それらしく。機首上部とサイドの20mm機関砲はピンバイスで穴をあけ真鍮パイプで銃身を自作。脚カバーはあまりにも厚いのでサンドペーパーで削る。左右で主翼の厚みが少し違うのでこれも削って厚みをあわせる・・・・・・ええい、書ききれん!で、どうにか完成。1942年に初飛行。当時のソ連機としてはかなりの性能だったらしく、独ソ戦線に少数が配備されたらしいが、La−5の成功で量産はキャンセルされた。まあ、幻に近い戦闘機ってところでしょうか。
とじる