実寸モックアップまでで開発が中止された甲戦。20mm機関砲6門、12.7mm機銃2門が搭載できるという重戦で、地上襲撃用乙戦といったほうがいい?キットはRSモデルス社のレジン。A+V社製に比べれば組み易い。が、レジンならではで、やっぱり大変!箇条書きにしてみました。
- 誉エンジンが入らない。カウリング内側の肉を削いで、エンジンも外周を削る。
- 垂直尾翼の形がチョイ違うのと水平尾翼との位置関係が変・・・垂直尾翼の前縁をプラ板で延長、機体の尻を少々カットして垂直尾翼を少し前に移動。
- 図面では、主翼は烈風のような軽い逆ガル翼なのに、キットは零戦の様な直線。まず中央に溝を入れて上反角を消す。つぎに機銃位置の外側で切断して、外翼だけに上反角を付ける。
- 機関砲の張出しの位置がチョイおかしいので、一旦削って新たに20mm機関砲6門を自作。中央の張出しがデカ過ぎたかナ? まだあるぞ〜ッ!
- 主脚の取り付け位置は図面だともう少し外側だけど…。
- プロペラのブレード幅がチョット狭いんでないかィ?
この5.6.は妥協じゃァ。紫電改あたりのプロペラがあれば流用してもいいかも。他にも、カウリング左のインテーク、12.7mm機銃の位置、操縦席のシートの高さ・・・。書ききれないので詳しく聞きたいという方はメールで。
と、あーだこーだ言ってはみたけれど実機は存在しないので、あくまで図面とモックアップの写真からの推測。そのまま組んでも、それも陣風ですヨ。ぷらもオヤジ/72の陣風はご覧のようになりました。
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