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ハインケル P.1077 ローメオ

RSモデルス
ドイツ空軍計画機
 
  大戦末期、連合軍の爆撃機の大編隊を迎撃するために計画された、ロケット弾又は大口径機関砲を装備し、機体を極端に簡素化した小型ロケット機のひとつ。機体内にロケットモーターを搭載したP.1077ユーリアの背にV1のパルスジェットを搭載。機内は燃料タンクとし、速度より航続距離に主眼をおいたのがローメオで、見てのとおりV1ミサイルに操縦席をつけたような機体。ユーリアの滑空試験機完成寸前で終戦となり、ローメオも陽の目を見なかった。
 キットはRSモデルスのレジン。ビニール袋いりで、ぺラのイラストと側面図があるだけ。組み立て図もなければデカールもない。もともと簡素化した機体だし、パーツの数からいって、なくても問題無い?。昔のプラモのように操縦席周りが何もないのでチョット寂しいのでシートの背を自作。シートベルトと操縦桿を付け、機首側面の機関砲の砲身も加えた。図面には無いけど、尾部にチョット細工してしまったよっと!
 
とじる