００６４
川西　Ｎ１Ｋ６－Ｊｗ　双紫電
ハセガワ 日本海軍計画機
　
　高高度で飛来するＢ－２９迎撃用の雷電、屠竜，月光などの戦果が芳しくない状況下、紫電改の高性能に自信を持っていた川西が独自に開発を進めた重戦。Ｐ－８２ツインムスタングと同じ発想で紫電改２機を主及び尾中央翼で結合し、中央主翼に水平から仰角６０度までの可動式６７㎜高射砲を装備。パイロットは右、砲撃手が左機体内に搭　乗し、与圧キャビンの必要の無い高度からＢ－２９を迎撃出来る優れもの。両外翼には紫電改同様２０ｍｍ機関砲各２門を装備し、その紫電改並みの運動性で護衛で飛来するＰ－５１とのドッグファイトもＯＫ。そして、Ｂ－２９迎撃中の双紫電を後方から追尾する護衛戦闘機にとって、中央水平尾翼に後方に向け装備された２門の１２．７ｍｍ機銃は脅威の的。
　キットはハセガワの紫電改。左のコクピットを塞ぎ，やや後方胴体内に射撃手のシート、中央翼と６７㎜可動式高射砲等を、それこそプラ板、バルサ，真鍮パイプはては紙まで動員、パテ盛りとペーパーがけを繰り返す。胴体も２cmほど延長。おっと曲がってるぞーっ。左機体はプロペラが逆回転じゃ！これも修正。いやーぁ、大変ですぅ。で、どうにか完成。と、なーんちゃって嘘八百。モックアップはおろか図面も存在しない想像上の機体です。ぷらもオヤジ／７２のお遊びでした。でも作ってて、ほんま楽しい！！たまにはいかがですか？
　 　
とじる