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ミズノ(水野か美津濃かそれともその他の漢字なのか、資料が殆ど無く解りません。悪しからず。)とは戦前からの小さなグライダーのメーカーらしく、海軍の練習用に十七試複座軽グライダーという設計図を書いたらしい。神龍は戦争末期、神風攻撃用に計画された特攻グライダーのようで、人間爆弾(戦争はとんでもない悲惨なものも造ってしまう。戦争反対!)桜花の採用によって開発は中止された。その発展型がこの神龍Uで、秋水に使用されたロケットエンジン特呂ニ号を2基搭載したロケット迎撃機になるはずだった。
キットはユニクラフトのレジン。パーツが少ないので比較的楽に組めましたが、ソリを使った離着陸装置はパーツが無かった(欠落なのか、もともと無いのか解りません。)ので全部自作です。この位のことでへこたれては、空ものレジンは作れんぞー。時代が時代なので翼等は木製の可能性が高いのものの、迎撃戦闘機ということで全金属製と勝手にきめて、下面は無塗装の銀にしてみました。出来あがりは二回り位小型の腰の低い震電かなといった感じです。話しは変わりますが、マイナーでへんてこ(?)なキットはないか?という方には、このユニクラフトの一連の製品がお薦めです。レジンキットだけですので、それなりの覚悟(?)がいりますがマア、とにかく、こんなのが在るのかいなっ!てのが、ザックザックです。
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ところで、最近(H15,3月)A+Vからも発売されましたが、ユニクラフトに比べると同じ72なのにやけにデカイ!もともと図面だけでそれもどこまで正確かもはっきりしない計画機。どっちが正しいともいえないけれど、特呂二号の高さが65センチ位あったらしいので、ユニクラフトの寸法だとどうやっても一基しか入らないことが分かりました。しかしA+Vの大きさは終戦間際のロケット戦闘機にしてはやっぱりデカ過ぎるとしか思えん!。もともとが特呂二号は1基搭載の計画だったのではないか?などなどなど....で、どーしたの?。えー、A+Vのも、それはそれで72の神龍Uでしょう。でも,ぷらもオヤジ/72はユニクラフトの大きさが現実味を帯びていると思いますので、特呂二号エンジンは1基搭載だったのだ!と勝手にきめて、修正!。 |
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とじる |
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