UNICRAFT

 

0083

Curtiss XF14C-2

US NAVY trial product
 液冷のライコミングH−2470−4エンジンを搭載予定だったカーチスの艦上戦闘機、XF14C−1。エンジン開発の不調に伴い1943年にキャンセルされたらしい。同型に空冷のライト・サイクロンを搭載したのがこの−2。しかし1944年のテスト飛行の結果、当時既に生産に入っていたF4Uコルセアの方が性能が良く、量産発注には至らなかった試作機ということです。
キットはユニクラフトのレジン。F6Fの別売コクピットを使用してそれらしく。3翅のコントラペラを回転できるように加工は毎度お馴染みです。胴体後部の繋ぎめに段差がでるのでパテで修正。等々、ユニクラフトならでは?
取り説の塗装指示は全面オフホワイトとなっていますが、数少ない写真ではツートンに見えるものがあるのですぅ。原型発注が1941年の6月末らしいので、同年10月に採用されたブルーグレイとライトグレイの塗装ではないかい?となると国籍マークは星のラウンデルっちゅうことになる訳ですが、写真は白い矩形がついたマークなのです。そうなるといわゆるトライカラー塗装でなくてはならないのでありまが、どうみてもそうではない!サテ解からなくなったぞ。で、ぷらもオヤジは考えました。ほんの数カ月ほどですが赤い縁取りの矩形のマークの時期がありました。前線では星のラウンデルに手書きで書きたし、縁がブルーに変更さるとさらに赤縁をインシグニアブルーで塗りつぶしていたというような具合で、この時期は色々なマークが混在してたらしい。で、開発時期からしてツートンの正式塗装で完成したもののマークが白い矩形つきに変わってしまい、試作機をわざわざトライカラーに塗り直すこともあるまい!ってなことで、星のラウンデルに矩形だけをつけたしたんだな!ということにしちゃいました。


   
   
 
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