ユニクラフト

ハセガワ

 

0101

メッサーシュミット Me262B−2/TP

ドイツ空軍計画機
 B−1a/U1の胴体を延長したB−2に、ダイムラーベンツのDB021ターボプロップエンジンを搭載しようとした機体。1945年2月13日に提案されたといわれている。DB021の実用化が先の話だったので、結局は陽の目を見なかった計画機。キットは機体とエンジンユニットがセットされているユニクラフトのコンバージョンキット。主翼やランディングギア、コクピット等はハセガワのB−1aを使用しました。まずはターボプロップエンジンの組み立て。プロペラが回らないのは相変らずで、回転するように加工。この位でへこたれてはユニクラフトのキットは組めませんのことよ。で、ここからが大変。機体内側の肉をかなり落とさないとハセガワのコクピットが収まらん!おまけに内翼と機体との合わせが合わん!コクピットの位置がB−1aより大分前にあるためか、パーツのあっちゃこっちゃが接触して、あっちゃこっちゃ削ってどうにか収まったものの、機体と翼上面の間に1mm位の隙間。いくらなんでもこりゃ埋めんと!分割されているテール部分と胴体の合わせも段差が少々。などなどありまして、どうにか完成。ここでひとつ変わったテク(?)を。風防、キャノピーの枠。クリアデカールに銀を塗ったものを細くカットして貼ってます。96のKhAI−3で試したものですが、これが枠のはっきりしていないヒートプレスのキャノピーだと結構いい感じに仕上がるんですぅ。塗装はWWU末期の標準塗装といっても良いんじゃないでしょうかねぇ。あの、米軍基地に投降してきた有名な111711の、全面無塗装でパネルラインに錆止めが塗られた機体のようにしてみました。

 
とじる