6機めはタイガー・モスキトンの虎縞ムスタング。二機で一機に見せかけていた結構卑怯な奴だよねぇ。でも、真珠湾で家族を日本の戦闘機に殺されたという背景があると、そういう手段を使ってでも日本機を撃墜して恨みを晴らそうとする気も、解かるような気が・・・。戦争、反対!。ところで、この二機で一機に見せかけるっていうくだり。飛行機を潜水艦に置き換えたようなシーンの出てくるコミックがあるらしいけど、それは、ひょっとすると、もしかして、いわゆる、パクリ?でしょーか。さて、キットはというと、物語ではP−51ムスタングとだけ書かれておりましたんで、ストックの中からハセガワのP−51Kを使用しました。このK、Dと全く同じなんですが、唯一違うのがプロペラ。(キャモピーの後部形状が違うのもあるそーですが)本来装備されるハミルトンのプロペラの供給不足を補う為、エアロプロダクツのプロペラを装備したのがこのKでして、約1、500機生産されたそうです。
さて、塗装なんですけど下面が黒い画が圧倒的に多いんです。滝の乗る紫電なんかも下面が黒い画が多いんで、更にいろいろみていくと、滝機が反転したり急上昇したりする場面では上面と同じように白く描かれているんですねぇ。となると、これは影でモスキトン機は全面虎縞? 滝とのドッグファイトの後モスキトンの兄が乗った機体が着陸に失敗して大破した場面で、水平尾翼付近のほんの一部ですが、下面が虎縞に見える画があるんです。で、やっぱり影? が、しかーし。たった一カットなんですが、モスキトン機の下面が白日の下に曝されている画があるんですよー。ぷらもオヤジ/72の持ってるホーム社刊の「紫電改のタカ」第4巻の211ページなんですねぇ。で、モスキトン機の下面は黒!だ!!にさせていただきました。 |