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一応シリーズも最後の機体になってしまいました。滝城太郎がレイテへ向かう途中で遭遇した、”ジョージ”の真っ黒なウォーホーク。この後この黒いウォーホークは日本上空で再び滝とドッグファイするんですが、その最中に他機に撃墜され、生き延びた”ジョージ”も卑劣な黒岩一飛曹に射殺されてしまうんですねぇ。そしてこの黒いウォーホーク。滝を弟”ジョージ”の仇と思い込んでいた兄”トマス”が乗って三度登場するんですよー。しかし、滝との空中戦中に黒岩一飛曹に撃墜されてしまうんですが、卑劣な黒岩に天罰というんでしょうか、墜落途中に、”ジョージ"の幽霊が操縦していると思って正気を失っていた黒岩の紫電改に激突するんですねぇ。と、物語は進むんですが、こういう黒岩みたいなヤカラって戦争という不幸な出来事の最中だけじゃなく、周りを見ると実際その辺りに居そうですよねー? そうそう!実際といえば黒いウォーホーク。実在してるんですよー。黒と黄色のチェッカーテイルで有名な325戦闘航空軍のR.ベイスラー中佐が、98作目のサンダーボルトの前に搭乗していたのが、なーんとチェッカーテイルとスピナーから機首にかけて赤のトリムの入った真っ黒なP−40Fだったそうです。 キットはハセガワのキティホークMk.Taを使いました。アメリカでいうとP−40E−1に当たりますぅ。コミックに描かれている機体の、機首上部のインテークやキャノピー後部の形状からEだということで、ハイ。仕上げに原画にはないんですが、垂直尾翼にジョージのGを大きめ入れてみました。 真っ黒なウォーホーク。出来上がってみるとかっこいいですねぇ。実在したベイスラー中佐の搭乗機も作りたくなっちゃいます。 |
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とじる | ||||||||||||