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メッサーシュミットBf109V−14

ハセガワ?
アルプス周回エアレース1937 レーサー
 

 1937年。スイス、チューリッヒの飛行場に、吾こそが世界最速と自負するヒコーキ野郎達が集合していた。彼らが目指すのは、アルプス周回。そう、ここチューリッヒは、なんと壮大な、アルプス周回エアレースのスタート地点。てな具合なんですが、Bf109V−14レーサー用の別売デカールの僅かな但し書きから推測するとこうなる訳です。アルプス周回エアレース。ネット検索しても、キーワードが合わないのか、確認できる情報にヒットできませんでした。実際にあったレースなんでしょうが、あの壮大なアルプス山脈の何処を、どーやって周回したのやら、ぷらもオヤジ/72は定かなことは分かりません。
 で、120機めはこのエアレースに参加した、エルンスト・ウーデット搭乗のBf109V−14。Eタイプの試作2号機のようですね。
 塗装済みで、胴体と主翼が接着されていた以外はバラバラの、ジャンク再生第二弾です。ベースキットはハセガワのBf109Eということですが、はっきりはしません。風防、キャノピーは塩ビのプレスのようで、なんと5分割されてます。前オーナーがディテールアップパーツを使用してたのかなぁ?
 機首を一旦切断。真鍮パイプを使用して排気管周りを自作。尾輪と尾翼支柱も自作。プロペラを回転できるように加工等など。んっでもって、バラバラだった主脚、尾翼など接着して、再塗装です。全面真紅だったとの説もあるそうですが、精悍なダークコバルトブルーの方に。ブルーって濃い色なのにムラになる色ですねぇ。
 さて1937年といやぁ、その前年にはハリケーンやスピットファイアのプロトが飛んでました。このレース、他にどんな機種が参加してたんだろ?

 
とじる