ジャンク再生第三弾はBf109Fトロップ。「アフリカの星」といわれたドイツの伝説的な撃墜王ハンス・マルセイユの搭乗機です。と言ったものの、実を言うと再生したとはいっても、破損していたプロペラを修復、回転できるように加工したのと、Bf109独特の主脚の取り付け角度がおかしかったので手直し。紛失していたアンテナ柱を自作して、Fには無いキャノピーのセンター枠を消し、若干の塗装の手直しと汚し。他に補助翼のバランスと増槽を追加したくらい。殆ど前オーナーのオリジナル状態なんですぅ。ぷらもオヤジ/72としては、ここにこうして掲載するのは、ちょっと気が引けるのでありますが、このHPをご覧頂いた、初心者の方のご参考になればと思いまして・・・・・・。
キットはフロッグらしいのですが定かではありません。又、既にフロッグ社が無いことは皆さんご存知かと思いますので、中古店で探すかネットオークション等で入手するしかありません。フラップ等の可動部分が太い凹、他のパネルラインが凸のモールドで、パネルラインはかなり省略されている大雑把なキットといえるかもしれませんが、全体のディテールは良いし、Fの72現流品はエレールのしか無く、それもトロピカルタイプではないようですので、安い価格で見つけたら買ってもいいかなぁ?。
で、ハンス・ヨアヒム・マルセイユ。公認撃墜記録158機。その能力を発揮したのは、アフリカ戦線に配属されてからといわれている。1942年9月30日。新たに配備されたBf109Gトロップでの初出撃で、敵と遭遇しないまま帰投中にエンジンから出火。脱出の際、自機の垂直尾翼に激突し、パラシュートが地上に降下した時には既に息絶えていたという、悲運の死をとげたといわれているそうです。キットは70機撃墜のデコレーションに21機の撃墜マークが描かれた91機撃墜時の塗装で、1942年6月13日前後ということになります。が、しかーし! 一説によると87機撃墜のあと、2機、4機、4機と撃墜しているらしい。となると91機の撃墜マークは93機撃墜のマークを書き入れていた最中のほんの一瞬しか存在しないことになるんですぅ。
ということで、ご参考になりましたぁ?
|