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ロッキードF−104Gスターファイター
 ハセガワ
イタリア空軍 第4航空団 第9飛行中隊 “フェラーリ”
 
 1981年11月。イタリア空軍ストリーナ基地で開催された1000mダッシュ競争。 スタートラインにはカナダ生まれの伝説的F−1パイロット、ジル・ビルヌーヴがドライブ するフェラーリのF−1マシーン126CKとロッキードF−104Gスターファイター。 イタリア語は分からんけど「ヨーイ、ドン!」で、この距離ではフェラーリF−1の圧勝だったとか。で、この負けたF−104。「ごめんなさい!」と言ったかどうか、その後フェラーリ社に寄贈された。
 3機めのF−104はこのモンツァレッドに塗られたフェラーリF−104Gスターファイター。 現在でもフィオラノのテストコース脇に、他の跳ね馬達と一緒に展示されているとのこと。雨曝しで光沢は無くなり、痛みも進んでいるらしい。お大臣様ーっ!の誰かぁ、助けてあげてぇ!
 キットはハセガワ。129機めと同じキットのデカール替えですので、キットは申し分なくコメントはありません。 デカールですが、色抜けも無く馴染みも良い反面、薄く柔らかいのでピンセットで摘みあげようものなら、シナシナとくちゃくちゃになっちゃいます。ここはひとつ基本に忠実に、台紙ごとキットにあてがい、台紙を引き抜くという方法で。
 ということで完成。せっかくですから72のフェラーリ126CKを並べて撮りたかったんですが、ミニカーの世界 では72というスケールは主流ではないそうで、いろいろ探したんですが72のフェラーリは有りませんでした。並んでいるのはダッシュ競争の翌年、1982年のマシーンで126C2。 スケールは64でご勘弁を。余談ですが、この1982年の5月。ベルギーGPの予選で、 ジル・ビルヌーヴは事故死。その名前はカナダグランプリが開催されるモントリオールのサーキット の名称として残されている。ぷらもオヤジ/72。キットは作りませんが、一応、車も好きなんですよー。
 
 
 
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