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スホーイSu−47ベルクート
 ズベズダ
反統合軍空軍 “リュウハ・コウ”搭乗機 フィィションペイント
 

 F−104はちょっとお休みして、ぷらもオヤジ/72。ついにアニメ系へ進出でーす。第一弾は「マクロス・ゼロ」に登場する反統合軍の伝説的美人パイロット、リュウハ・コウのスホーイSu−47ベルクート。ただ、その機体には反統合軍のマークは記載されておらず、機首側面にピンク色の龍、全面に彼女自身の美しい様々な姿がペイントされているだけで、実際に反統合軍の正規のパイロットなのかは、定かではないらしい。いずれにしても、その純白の機体に描かれている彼女の様々な姿は、端正な顔立ちと脹脛近くまである長く美しい黒髪の美人で、統合軍パイロットの間では、日本人とも中国人とも中国系ロシア人ともいわれている。しかし、そんな淑やかな容姿とは裏腹に、彼女の機体に遭遇した統合軍空軍機は、ほぼ100%撃墜され、唯一基地へ帰還した偵察機のパイロットも瀕死の重傷を負っており、コクピットから救出された時点で息を引き取ったと言われている。従って彼女の容姿も機体のデザインも、この偵察機が撮影した不鮮明な数枚の写真と無線の交信内容からの想像である。
 なーんちゃって、マクロス・ゼロにリュウハ・コウなる女性パイロットは登場しません。勿論、彼女の姿が描かれた純白のベルクートも。ぷらもオヤジ/72のフィクションですよー。 が、しかーし。このリュウハ・コウのモデルにさせて頂いた女性。実在するんですよー。超ロングヘア・コスプレ・ビーナス。「七夕と牛タンの国」の住人、龍波 光さん。機体の画はCGでもなんでもなく、ご本人の写真なのであります。ご覧のとおりの、端正な顔立ちの美人で、本当に黒く美しい超ロングヘアの素適な方なんです。実際にお目にかかったことはないんですが、写真からでさえ、そのお美しさが輝いているのであります故、実際はとんでもなくお美しい方ではないかと。グーグルをうろついていたときに遭遇した「ロングヘアマガジン」というサイトで初めて拝見して以来、何を隠そうぷらもオヤジ/72。ずーと隠れファンだったのでありますよ。で、今回の機体の製作に当たって、ついに直接ご本人と連絡を取らせて頂いちゃいまして、肖像権はご本人、著作権はそのサイトの主催者の方から承諾を頂き掲載させていただきました。これを機にいずれ、是非是非お目にかかりたいと思っているのであります。ところで、このアイデアを真似されて「何か作ってみようかなー?」なーんて思っちゃった方。ただ作るだけならよろしいんですが、それをもしご自分のサイト等に掲載、公開される時は肖像権など、チャンとして下さいねー。
 さて、このベルクート。スホーイが独自に開発したMFI(多機能戦術戦闘機)といえる最新鋭の戦闘機で、1997年9月25日に初飛行しているそうだ。当時はスホーイのコードでS−37と呼ばれていたが、後に正規のコードSu−47が与えられた。ロシアの第五世代(一から四世代はなんなのさーなのですが)戦闘機といわれておりまして、各地のエア・ショー等で見せた見事な飛びっぷりから、かなりの高性能機のようなんです。が、いまだに量産され実際に配備されたという情報はないようでして、これも冷戦が終わり、東西の緊張がなくなったのと、ロシア空軍の財政難のせいなのでしょうかねぇ?平和であることは大変良いことなんですが、実際に配備されたときの塗装はどんななのか、見てみたい気もしちゃうんですぅ。
 キットはズベズダ。イタレリとドイツレベルのキットも同じ金型らしい。大きな機体の割にはパーツが少なく、そのまま組めばアッという間に出来上がりー。ということになるんですが、パーツの合せに若干のずれや隙間、ところどころにバリがありますぅ。おまけに一枚成型の主翼に僅かですがヒケが見られますので、気になる方は修正してください。ということで、完成。サッカー日本代表や松井選手のジャンボ旅客機じゃあるまいし、全面に女性のイラストの戦闘機なんて、ある訳なかろー!とおっしゃる方が多々いらっしゃるかと。でも、いいんです!プラモは楽しく作らなくっちゃあー!

   
 
 
 
 
 
 
     
 
 
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