1962年から開催されているタイガーミート。NATO各国のタイガーを冠するスコードロンが参加するイベントとでも言えばいいんでしょうかぁ?その8回目の1969年以来毎年、カナダ空軍439スコードロンが全面虎縞塗装の機体を参加させているそうだ。114機めのタイガー・モスキトンのP−51も真っ青!当時のカナダに「紫電改のタカ」の漫画本が有ったわきゃー無いとおもいますが、ひょっとするとカナダ空軍関係の仕事をしていたか軍に知り合いがいた、好きな日本人がいて「こんなのどーぉ?」なんて提案したのかいな?と思えちゃうくらい、まるで、いわゆるパクリみたいですよねぇ。
137機めは、間があきましたがセンチュリーシリーズ第5弾の続き、5機目のF−104で、そのカナダ空軍の向こうを張ったベルギー空軍31スコードロンのタイガー塗装。1978年のタイガーミート参加機ですぅ。
キットはG型。今は無きエッシーのキットで、同社の製品は総じて大変良かったと聞いていました。何点かストックしていますが組んだのは初めてです。噂どおりで、バリも少なく合わせはほぼピッタリ。繊細でシャープな筋彫り。若干のヤスリがけやペーパーがけ等をしましたが、殆ど素組みといって良いんではないでしょうかぁ。
タイガーミートの虎縞塗装ということで、黄色のモールドです。これが後になって、そーいうことかぁ。取り説に機体内側を全面グレーに塗る指示がありました。コクピット内側付近だけでよかろーにぃ!と思っていたらこれが甘かった。全面グロスイエローの缶スプレーを結構濃く吹いておいたんですが、やはりイエロー。それでも透けちゃうんですねぇ。コクピット周り、エアインテーク周りなど、裏にグレーを塗った部分と塗らなかった部分で差がでちゃいましたー!パーツごとに見ていたときは分からんかったですぅ。仮組みの時もそんなに気になんなかったんですが、実際組んでみて、あっちゃー!です。修正出来るところは若干いじくりましたが、あとのマツリー。
さて虎縞の塗装ですが、キットの取り説と数少ない写真と見比べると微妙に異なります。左サイドは写真を、他の部分は取り説を参考にそれらしくペイントしてみました。で、この虎縞の黒。いつもお邪魔するSNYのW君お奨めの、ガンダムマーカーを使ってみたんですぅ。ガンダムのイラストなんぞが描いてあるので、敬遠されてる方もいらっしゃるかと思うんですが、一連のマーカーシリーズ。これが意外や意外!結構優れモンですぅ。
ちょっと古いキットのようで、デカールが極めて薄いうえ少々劣化していたようです。、セミグロのクリアスプレーを吹いてから慎重に慎重にー。それでも少し切れてしまいましたー。皆さんも古いキットのデカールは目立たないところ、例えば計器盤などで試してから、本体にかかりましょーねー。
素材の色抜けは自分でもチョット納得いかんのですが、まあ仕方ないか?次回、似たような状況のためのお勉強でした!ということで、一応完成!
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