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1989年、ウィスコンシン州オシコシのフライ・イン。デザートピンクの機体に女性ならではの優しく、色っぽい眼差しのシャークマウスを描いた複座のP−40Nを持ち込み、世間のヒコーキ野郎共をとりこにした、女性パイロット、スー・パリッシュ。彼女がその財力にものをいわせ、ゼロ戦のレプリカで一躍脚光を浴びたロシアのストレラ・プロダクションに発注したのが、このなんとも摩訶不思議な"メッサーファイア"。ネーミングからご推察のとおり、なんと大戦中のライバルBf109とスピットファイアを合体させた機体なんでありますよ。スピットファイア部分は垂直尾翼手前で機体を延長している以外、かなりの部分に実機のパーツを使用しているらしい。Bf109部分については殆どパーツが無く、全くのレプリカで、スピットの寸法に合わせるため、主翼を中央桁部分で前後に延長し翼面積を増やしている他、コクピット前および垂直尾翼手前で機体も延長している。中央翼などは完全なオリジナルで、両機の欠点だったとも言われていた脚は強化、延伸されているようだ。で、ほんまに飛ぶんかいな?と囁かれていたが、なんと2003年8月に無事初飛行に成功したらしい。民間登録番号もBf109とSF(SpitFire)を連想させるN−109SFとなっている。 と、なんちゃってぷらもオヤジ/72さん。フィクションなのは一目瞭然ですよねぇ。しかーし、スー・パリッシュさんとそのピンクのP−40は実在していまして、黙って名前をお借りしてスイマセンです。コクピット手前に小さいですがパーソナルマーク入れてありますのでご勘弁。が、ですよぅ、飛行機大好きで、ライセンスを持っていて、お金がたっぷりあって、ストレラ・プロダクションから「出来そうですし、飛びそうですよ。」なんて返事が来ちゃったりしたら、本当に作っちゃう人、きっといますよねっ。ねっ。ねーっ。 キットはE型かそれ以前のBf109とマーリン搭載らしいスピットファイアと判別できる以外は、型式もはっきりしないし、どこのメーカーとか全く分からないうえ、パーツも不揃い。デカールも無ければ、当然取り説もないという、完璧(?)なジャンク2機なので、コメントしようがありません。悪しからずぅ。で、ジャンク14、15機めの再生13弾ということになるんですが「こんなのが本当にあったら楽しいね。」と思っていただければぷらもオヤジ/72、嬉しゅうございますぅ。「馬鹿馬鹿しい。あほな事やってるんじゃないよ。」などとおっしゃる方がいらしゃいましたら、申し訳ございませんが、サヨウナラ。
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とじる | ||||||||||||