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三菱A6M3 零戦32型

タミヤ 日本海軍 第2航空隊 報国877 ラバウル 1942
 
 やっとこさっとこ150機目になりました。一週間に一機の製作ペースだと、昨年の12月上旬には完成していないといけないのであります。3ヶ月位ペースが遅れているじゃんか!ぷらもオヤジ/72。ウーン、はたして元のペースにもどせるのなかぁ。
 と、自戒の念はさておき、小さな節目と言ってよろしいでしょうか、150機。前回の大きな節目の100機めは、フィクションのプテラノドーンで遊んでしまったので、今回は超メジャーな正調、三菱A6M3零式艦上戦闘機32型。この零戦の型を表す数字。10の桁が型、1の桁がエンジンの形式を表すそうで、21型を改修、エンジンを積み替えて性能アップを図ったのが32型。しかーし、翼端をカットしたせいで翼面積が減少、運動性能はアップしたんだけど航続距離がカタンと落ちた。こりゃあかん!ということでエンジンはそのまま、型を21型に戻したのが22型。ということになるんだそうですよ。で、この零戦。連合軍のコードは普通"ZEKE"(ジーク)なんですが、この32型だけは"HAMP"(ハンプ)といったそうです。なんでなのかは、わかりません。ちなみにこれまで製作した隼はオスカー、鐘馗はトージョー、疾風はフランク、などなど。
 ジャンクキット再生14作め。一応タミヤの取り説がついていました。現在、ちゃんとした72の32型キットは発売されていないようなので、結構、貴重品かもぉ?パネルラインは凹凸混在ですが、前オーナー、他のジャンク同様筋彫りし直す予定だったのでしょうか、凸のラインとリベットは殆ど削られている状態でした。で、さすがにジャンクでして、プロペラとスピナー、機体側の脚カバーが欠品。余ったパーツから似たものを引っ張り出したりして加工、自作です。付属していたカウリングがだいぶ直線的で、細長かったので少々詰めました。取り説の図からこのカウルングと栄エンジン。どうやら別のキットのパーツのようですね。それ以外、全体のシルエット等はマアマアのようです。塗装はプラッツの別売デカールから昭和17年夏、ラバウルの報国877号。数年前にようやく解明されたいわゆる飴色。こんな感じだったようですョ。
   
とじる