0159

グラマンF8F−1ベアキャット

ハセガワ
アメリカ海軍ブルーエンジェルス “ビートルボム”
 
 159機めは、ブルーエンジェルスの二代目、ベアキャット。えーっ!ブルーじゃないじゃん!これじゃあイエローエンジェルスだよぅ。それにナンバー「0」って、なんなのさぁ!ですよねぇ。
実はこの真っ黄色のベアキャット。ブルーエンジェルス所属の機体なんですが、ブルーエンジェルスではない。ちょっと待ってよー、なに言ってんだか分かんなーい!
 えー、ブルーエンジェルス。157機目の初代ブルーエンジェルス、ヘルキャットのところでチョット触れましたが、当初4機によるフォーメーションアクロバット飛行だけのメニューに、途中から模擬ドッグファイトという演目が加わったそうで、テキサン改造等の機体に日の丸を付けた模擬日本機の撃墜ショーだったらしい。戦後も何年か経つと、さすがにそれでは日本人の反発を買うと思ったんでしょうかねぇ、撃墜され役専門のブルーエンジェルス機番「0」が登場することに。ビートルボムというニックネームが書かれた、鮮やかなイエローのこのベアキャットがそれ。ということで、真っ黄色のベアキャット。これも間違いなくブルーエンジェルスであることが、お分かりいただけたでしょうか。
 キットはハセガワ・モノグラムで、40から42機めと同じキットのデカール替えですので、キットのコメントはそちらをご覧下さーい。ただ、一点だけ付け加えると、このキット、尾輪を収納する穴が空いていません。なにもしないと固定尾輪じゃ!に加え、タイヤがでっかい!ぷらもオヤジ/72はそのまま組みましたが、気になさる方は要修正でしょうかねぇ。もう一点。同じブルーエンジェルスでもビートルボムだけに付いている、お尻の発煙用のキャニスターは自作ですぅ。デカールはエアロマスター製。発色もよく、色抜けもなし、おまけに馴染みもすこぶるよろしいデカールです。


   
   
   
 
とじる