エレールのハリケーン。イギリス空軍253スコードロンの機体だそうで、夜間戦闘機タイプなんでしょうか?キットの指示は全面マットブラック。しかしながら、ぷらもオヤジ/72が持ってるハリケーンの資料本にはこの真っ黒な塗装について詳しく記載されたものがありません。でもエレールですので、いいかげんな塗装指示ではないようでして、1940年5月から夜間戦闘部隊用に下面をマットブラックにした塗装が導入されたらしい。上面は従来のダークグリーンとダークアースのようですが、この下面ブラック、1942年10月時点でも採用されているので、1941年8月から上面のダークアースはオーシャングレーに変わっているかと。で、多分そのバリエーションで、全面ブラックというのも実際にあった機体なんでしょうね。
全面ブラックといえば、108作目の黒い紫電改と115作目の真っ黒なウォーホーク。おまけに110作目の宇津井式 壱型。どれもコミックに登場した機体ですが、カッコいいんです。P−38やP−61、ツインムスタングなんぞにも全面ブラックの塗装がありますよねぇ。まだ作ってはいませんが箱絵を見ただけでも、やはりカッコいいなぁ!と思うのですぅ。で、この黒いハリケーンもやっぱり「カッコいいなぁ!」ですよぉ。ということで、全面ブラックの機体ってカッコいいなぁ、と思うのはぷらもオヤジ/72だけでしょうかぁ?
キットのほうは細い凸モールドでバリが若干あり、ところどころに少し隙間なんぞがでます。でもぉ、またまたまた言っちゃいますけど、ペガサスや旧東欧圏のちょっと古いキットなんぞと比べると雲泥の差でよろしいんです。殆どストレートで組めました。が、しかーし、同時進行した相手が悪かった。アカデミーと比較しちゃうと若干というか、数段というか・・・・・・、ですよねぇ。
で、このキットのデカールも前作のアカデミー同様、赤いコードレターに僅かですが白い縁がでちゃってました。印刷のずれなんで、ものによってはキチッと収まっているのもあるんでしょうねぇ。いってみれば「ハズレをひいちゃった。」ってことでしょうか?
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