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モランソルニエM.S.406C1

ハセガワ
フランス自由ポーランド空軍 第1戦闘機大隊 第V飛行隊 第5中隊   
 

 メジャーなアメリカや日本からマイナー?なアルゼンチンやルーマニなど。いろいろな国の軍用機を作ってまいりましたが、そこそこの大国でありながらフランスの軍用機は、あーらまあ、なーんと初めての製作ですぅ。フランスが好きとか嫌いとか、ストックが有った無かったとか、特にこれといったいった理由はありませんが、なーんかこれまで作ってなかったんですねぇ。
 ということで、一応大戦初期のフランス空軍主力戦闘機、モランソルニエM.S.406。M.S.405を原型に、1938年に初飛行した、低翼単葉、引込み脚のフランス初の近代的戦闘機で、同期生?にイギリスのスピットファイア、ドイツのBf109、アメリカではP−40等。しかし鋼管羽布貼りの胴体と900馬力に満たないイスパノスイザ12Y−31では、これらの同期生に比べ非力は目に見えておる訳ですネ。ドイツの侵攻に対し、当初は熟練パイロットの操縦技術で善戦したらしいが、同機に1100馬力のソ連製クリモフM−105Pを搭載したフィンランドのメルケモランのように性能を向上させた改良型を生むことなく、反対に次々に改良型が生み出され性能が向上していくBf109相手では悲劇的な戦いを強いられたようでして、一説によると撃墜175機に対し、損失400機以上だったそうだ。
 さて、このモランソルニエ。ぷらもオヤジ/72は、ぷらもコゾウ/72の頃にモーランソルニエと覚え、そのまま今までそう思ってましたが、このハセガワのキットの取説にはモラーヌソルニエと書かれていますので、多分そーなんでしょう。が、しかし、ロシア語はアルファベットが裏返ったり、ひっくり返ったり、さらーにくっ付いたり、はたまたギリシャ文字みたいなのがあって、全く読めん!、というか発音できんちゅうのは分かりますが、英語と同じローマ字でありながら、フランス語の発音はなんであんな風になるんでしょーかぁ!やっぱりよー読めんし発音できん!で、近しい方でフランス語に堪能な方がおりませんので、実際のところどー発音するのかわからんのですョ。そこでグーグルで検索したところ、モランソルニエでヒットした件数が圧倒的に多かったので多数決!で、モランソルニエっちゅうことにしましたぁ。
 んでもってキットですが、ハセガワでフランス・自由ポーランド空軍のマーキングです。フランス機のブラウンってもっとこげ茶っぽくて、グリーンももっと暗いよーな気がするんですがねぇ。カラーは取り説の指示どおりなんですよぅ。
 モールドは適度な筋彫りのパネルラインで、パーツ数も手ごろ。で、ハセガワとくれば、言わずともお分りですよね。そーです、ストレス無く組めちゃいます。ただ一部のパーツがめっちゃ細いんで、そこだけは取り扱い注意ですぅ。

   
   
 
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