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モランソルニエM.S.406C1

スメール
フランス空軍 第1戦闘機大隊 第V飛行隊 第2中隊 1940  
 

 3機めのモランソルニエM.S.406は正調フランス空軍。キットはスメール。いやまて、これはチェコ語か? となると英語的ではなくスメーか、スメルか、はたまたスマー? ええーい、どーでもええかぁ!とりあえずスメールとしときましょ。
 ラダー等の可動部分以外は凸モールドで、機体前部のリベットなんぞはかなりオーバーです。しかしまあ、フォルムはそこそこ宜しいようですし、合わせなんぞもそこそこです。外国製キットとしては良いほうではないでしょうか。
 さて塗装ですが、ストックしているフランス機のキットの取り説をいろいろと見てみたところ、なんだぁ?どーなってんじゃぁ!って感じ。どれもバラバラで、はっきりせんのです。で、取りあえず箱画を参考にして見ましたョ。で、やっぱり前々作のより,こっちの方がフランス機らしいですよねぇ。
 さて、今回試したちょっとしたアイデア。既に「んなこと、もーやってらぁ」という方もいらっっしゃるかとは存じますが、タイヤの塗装。タイヤをマッチ棒などに固定します。リューターにセットして、スイッチオン。いつもの調子でクィーンと回したら、ちょっと速すぎてオタオタしちゃったぷらもオヤジ/72。持っておりましたのが、たまたま回転速度を無段階に変えられるリューターでありまして、一番遅い回転に。ようはロクロです。回転の中心がずれてなければ、アッという間に真円が塗れちゃいまして、こりゃぁ楽だぁ! まだと言う方は是非一度お試しくださーい。
 キットのデカールはやや黄ばんでいましたが、別売りのフランス空軍デカールがありませんでしたので、そのまま使っちゃいました。で、ここまで来て今回久々に大チョンボをしでかしたプラモオヤジ/72。塗装がひととおり終わってデカールを貼った時点で、だいたい翼端灯とか、ピトー管とか、艶が消えちゃあおかしいところを塗り残し、全体にマットスプレーを吹くんですぅ。今回は何を焦ったか、夜、薄暗いベランダで、シューッ! 結果、吹きかけ過ぎ。且つ、貼ったデカールが完全に乾ききっていなかったんでしょう、お分かりですね。アッチャコッチャに白い粉が吹いたようにぃ。これは、ちょっと手を加えると塗装の剥がれっぽく見えて、なんとか修復可能なんですが、デカールが見るも無残!! 出来る範囲で手書きしたりして修復してはみましたが・・・・・。
 「急いてはことを仕損じる」の典型ですねん。あえてその機体、掲載ですぅ。自戒の念を込めて「プラモ作り、けっして焦ってはいけません!」

   
   
 
とじる