エンジェル・インターセプターをややスケールアップした発展型のエンジェル・ストライクインターセプター。インターセプターより通常性能が向上しており、高性能ミサイル、サイドワインダーSXを4基を装備できる他、対地ミサイルや爆弾類も装備可能で、地上支援も可能なように地上での離着陸装置が追加されている。外翼は上下に可変となり、クラウドベース着艦時は下げ、前脚は車輪だが翼端の電磁石(ということらしいんですが、インターセプター製作時に触れましたとおり、よー分からんですぅ)により、インターセプターと同様な着艦が可能。
そのストライクインターセプターをベースに、5人のエンジェル隊員個々の性格、能力に合わせて改修し、エンジェル隊のリーダー格デスティニー・エンジェルの専用機としたのが、このパーソナルD。天才パイロットの異名を持つ彼女の能力が100%発揮できるようカナードを大型化し、より運動性能をアップした迎撃に秀でた機体となっている。
キットはイマイのエンジェル機。若干バリ等があり、ところどころに段差、隙間など出ます。パネルラインは凸モールドですが、マアじぇーんぶ許容範囲ってところでしょかぁ。別売りのレジン製操縦席をそれっぽく加工。別キットのパイロットをいじくりまして、エンジェル独特のヘルメットやスーツ、金髪のロングヘア等など、デスティニーにしましたよー。大型のカナードをプラ板から自作です。ランディングギアはハセガワのF−11タイガーのパーツを調達。サイドワインダーはF−104の余りを使用して、パイロン、ランチャーはハセガワのエアクラフトウェポンキットです。で、どーやらイメージどおりの格好になりましたー。
さてこのキット、1/90スケールといわれております。エアフィックスのキットを通説のように1/100とすると、確かにチョット大きめで1/90位で辻褄が合っちゃうんですねぇ。が、しかーし。ぷらもオヤジ/72。エアフィックスのインターセプターは141作目で申し上げましたとおり、頑なに1/72と信じておるんでありますよ。ですから、このイマイのキットは1/65位になるわけですぅ。それを1/72に合わせ込むために、ストライクインターセプターなる対地攻撃能力を備えたインターセプターの発展型を創っちゃった訳ですョ。
で、ここからいよいよです。キャプテン・スカーレットのエンジェル隊を中心として、インターセプター以外の超音連絡機、謎の円盤UFO、ジョー90から宇宙戦艦ヤマト、ウルトラマン等、アニメや特撮に登場する様々なキャラクターメカを十把一絡げ。みーんな強引に1/72スケールに合わせ込んじゃって、時にはマクロスのバルキリーや実在の航空機まで巻き込んじゃうかもしれません、ぷらもオヤジ/72の創作。壮大な"フィクション"ストーリーの始まり、はじまりーっと!
ところで、このデスティニー・エンジェル。本名をジュリエット・ポノアというそうで、2040年8月23日パリ生まれという設定なんですが、ぷらもオヤジ/72の上の孫が2001年8月生まれなんですよ。ということはその孫が39歳の年、デスティニーが生まれることになるんですねぇ。私、多分その年まで生きちゃあいないでしょうが、60〜70年代に製作されたSFの時代設定。当時はすっごい先の未来のお話と思っていたのが、現実味を帯びてきてるんですねぇ
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