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アブロ606B

ユニクラフト

アメリカ空軍 U−2後継計画機 

 

 アブロ606B。Bという文字からすると前作アブロ606Aの発展型のようですが、このBが原型で、Aが発展型のBという説もあるそうです。また前作のAが原型で特に枝記号は無く単に606で、このBが発展型でAの枝記号が付いているとの話もあって、BがAでAがB? またはAはただの606で、BがA? ええーい、どーせよく分からん計画機でしょ?、どーでもええかぁ! といったことで、一旦パッケージに記載されているコードがあっていることにしょう!
 で、この606B。606AがP&W(プラット&ホイットニー)のJ58というソコソコのエンジンを2基搭載し、最大速度マッハ2.2の計画に対し、AS(アームストロング・シドレー。現在はロールスロイスに吸収されているようです)バイパーという、無人標的機などに使用する為につくられた小型のジェットエンジン6基を搭載し、最大速度マッハ3となる予定だったようです。その為か、複座のAに対し単座のこのB、ご覧の通りAの無骨なスタイルに比べ、かなり洗練されたフォルムになってます。そういった面からもこちらが発展型じゃあないかと。
 キットはユニクラフト。前作と同じ時に直メールオーダーしたもので、こちらは欠品はありませんでしたが、共通部品が多く出来は全くおんなじで、かなり凄いです。半年くらい前に発売された新しいキットなのにー! 進歩しとらんなぁ、ユニクラフト!
 で、やった作業といえば前作とほぼ同じなのですが、良く分からんジェット噴射のノズルみたいなパーツ。前作で「ジェット噴射を機体下部からあっちゃこっちゃに噴き出してホバリングする為?」と書きましたが、つうことはひょっとすると回転するってことじゃあないのぉ? で、今回はちょこっと加工して、16個ぜーんぶ回転するようにしてみましたぁ! が、あくまで想像ですので、正確なところをご存知の方がいらっしゃったら、教えて頂けないでしょーかぁ! てなことで、一応完成。今回はNASAのテスト機みたいに全面グロスホワイトにしてみました。

   
   
 
 
とじる