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機体は名機の誉れ高いP−51B。主翼は異様な音を立ててダイブしてくるユンカースJu−87。そして機体横に配置された2基のパワーユニットはBMW003ターボジェットエンジン。こう書いて画像をご覧頂くと、ぷらもオヤジ/72得意の余ったパーツででっち上げのフィクションとなっちゃう訳です。が、しかーし、機首に30mm機関砲2門。機体下部のラジエーターのあった部分に12.7mm機銃が2門。翼下には250kg爆弾を2基という重武装のこの奇怪な形状の機体。1944年末に初飛行したというハンガリーの戦闘爆撃機で、余ったパーツの寄せ集めでは無い! パッケージのとおりれっきとした市販のキットじゃい! とはいったものの、お馴染み、あのユニクラフトのレジン製コンバージョンでありまして、取り説に書かれた説明を訳すとこうなるわけです。が、その後の開発情報は何ら伝わっていないとのこと。ほんまに有ったんかいな?で、その取り説をよーく見てみると、ん?なんだァ?"Please
note:this aircraft is beleived to be fictional only"ってか!つうことは、もともとフィクション? でもまあ実際にあろうが、なかろうが、何にしてもこんな妙チクリンな機体をキット化するのは、ユニクラフトかフランスのシャーキット位なもんだろぉ! ということでエンジンと機首、水平尾翼にバキュームのキャノピー。それとデカールがセットされたユニクラフトのレジンキットです。機体は以前ヤフオクで一括ゲットしたジャンクの中からリンドバーグのP−51B。主翼はジャンクが無かったもんで、イタレリのカノーネンフォーゲルからとりました。つうことは残ったJu87の機体や脚等とP−51Bの翼とで、フィクションを作ることになるのかな、ぷらもオヤジ/72? まあ、それはさて置き、ユニクラフトのパーツは相変わらずの出来で、ベースキットとの合わせにあっちゃこっちゃパテを動員。エンジンは一応両端がそれらしく丸みを帯びてはおりますが、要は円柱の前後に、ただデベソ?が付いている状態。そのまま組むと「どっから空気を取り入れ、どこへジェットを噴出するんじゃぁ!」と自問自答しそうなので、一旦デベソをカット。ポッドの両端を掘り込んでから再接着して、一応インテークと排気ノズルのあるジェットエンジンらしく。主脚周り、翼の補助輪、爆弾架やエンジンの取り付けステイはプラ板等で、機関砲と機銃は真鍮パイプで自作です。コンバージョンではありますが、自作する必要がある部分が結構多いのであります。 でもって、どうやら完成ですが、こりゃあどう見ても実際に有りそうもないし、やっぱりフィクションなんでしょうかねぇ? |
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とじる | ||||||||||||