0192

三菱J2M3雷電21型

ハセガワ

日本海軍 第352航空隊 乙戦隊分隊長 青木義博中尉 大村 1945  

 

 要地防空用の戦闘機。それが局地戦闘機といわれる速度と上昇力、それに重武装を優先する戦闘機で、昭和17年に完成した最初の局地戦がこの雷電。本来ならもうちょこっと早く出来る予定だったようですが、開発に当たった三菱が零戦の改造に追われてここまで遅くなっちゃったらしい。で、なんでこんなビヤダルみたいな形なったかというと、速度と上昇力を得る為に、使用したエンジンが双発機以上に使用する、戦闘機には直径の大きい自社製の火星で、そのままこれまでのデザインだと、陸軍の局地戦(防空戦)二式戦鍾軌以上に頭でっかちになっちゃって、空気抵抗がとんでもない。で、その空気抵抗を減らす為機首をしぼり、延長軸を使用してプロペラを回すという、空冷戦闘機としては前例の無い構造の結果が、このビヤダル。
 キットはハセガワで、そこそこ古いキットですがなんつたってハセガワ。スラスラ組めちゃいます。で、雷電といやぁ、352空乙戦隊分隊長機のこの電光マーク。キットのデカールです。垂直尾翼のコードレターの色が白で、そのまま使用しましたが、どうやら黄色が正しいようですヨ。

   
   
   
   
とじる