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要地防空用の戦闘機。それが局地戦闘機といわれる速度と上昇力、それに重武装を優先する戦闘機で、昭和17年に完成した最初の局地戦がこの雷電。本来ならもうちょこっと早く出来る予定だったようですが、開発に当たった三菱が零戦の改造に追われてここまで遅くなっちゃったらしい。で、なんでこんなビヤダルみたいな形なったかというと、速度と上昇力を得る為に、使用したエンジンが双発機以上に使用する、戦闘機には直径の大きい自社製の火星で、そのままこれまでのデザインだと、陸軍の局地戦(防空戦)二式戦鍾軌以上に頭でっかちになっちゃって、空気抵抗がとんでもない。で、その空気抵抗を減らす為機首をしぼり、延長軸を使用してプロペラを回すという、空冷戦闘機としては前例の無い構造の結果が、このビヤダル。 |
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