昭和20年、フィリピン、マニラ郊外で連合軍に鹵獲された雷電。元381航空隊向けの補充機で、殆ど無傷だったそうだ。で、その後飛行可能状態に整備され、テストされた時の塗装です。ライジングデカールのダイング・サンという鹵獲された日本機のデカールですが雷電はありませんので、方向舵の帯とナンバーの数字2だけは手書でーす。
キットはニチモの古いキットで、モールドは凹。全体的にはソコソコのできで、プロポーションは宜しいようですが、部分的には結構スンゴイのがあります。まずプロペラ。特に裏面がシワシワで凸凹していますぅ。脚や補助翼が可動式ですが、ちょこっと無理がある?ぜーんぶ固定しました。極めつけが風防とキャノピー。チョット前の旧東欧圏のキットみたいで、金型の磨き?が足りないんでしょうかぁ、しわしわが一杯。で、3分割されていますが、これが全く合わない!その他結構バリがあったりして、以前作った96艦戦とは、同じメーカーのキットでも随分違いますねぇ。まあ、古いので仕方ないかぁ。
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