ガルグレーのコルセアを作ったのなら、もうひとつ特徴的なマーキングのコルセアも作らなければ!ということで、フライング・ナイトメアーズ(空飛ぶ夢魔)とよばれたVMF(N)−513の真っ黒なコルセアです。朝鮮戦争時の1952年、群山(グサン)に駐留していた時のマーキングで、スーパースケールの別売りデカールすぅ。尚、このデカール、MARINESの赤いレターが1個だけあるんですが、実機の翼上面には書かれておりませんで、下面に貼る指示があります。前作のAU−1も同じで、MARINESは下面だけ。しかーし、よーく読んでみると、実際のところ翼下面を確認出来る写真がないようでして、this
decal is optional (?) なーんて書いてありますよー。
キットはレベルの−5ですが、レドーム等のパーツが付いていて、−5Nも作れるのであります。で、皆様ご存知のとおりイタレリと同じ金型ですので、細かいご説明はもう宜しいですよねぇ。
さて、このレベルと、同じ金型のイタレリの一連のF4U(タミヤなんぞも一部同じ金型のキットがありますが、どれが大元なのかはわかりませーんので悪しからず。)ですが、前作でもちょこっと触れましたけど、長っ鼻になった−5以降の機首が短いとか、−7も以前のキットは短くて、前作のコンバチになって改善されているとかいわれております。で、ぷらもオヤジ/72。それ程気にはしておりませんが、ここでちょこっと調べてみました。確かに実機で、−1から−4で約10cm、−4から−5、−7で更に25cm長くなっているんですねぇ。
で、キットを見てみると確かに−5は短い。どーも−4の金型を一部修正してそのまんま機体の長さを変えていなようですなぁ。−7の以前のキットは持っておりませんので、確認出来ませんが、前作の−7とAU−1のコンバチではチャーンと長くなってましたぁ。でもまあ、考えてみれば所詮1/72に縮尺された「模型は模型」でして、そのまんま組んでも良し。「いいや、たかが模型、されど模型」とおっしゃる向きは修正されるも良し。あんまり目くじらを立てることは無いような気がします。とりあえず今回のこの黒いコルセアは一応修正。カウルフラップ後ろで4mm弱、長くしてみました。
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