で、こちらが前作の基になったクロアチアのＢｆ１０９Ｇ−１０。ホビーボスのキットです。このホビーボス、簡易キットとして注目を浴びておりますが、現時点で発売されている機種は、何らかの形で通常のキットで所有しておりますので、購入するつもりはありませんでした。が、前作のジャンク再生にあたり使用した別売りデカールの説明書きを読んで､買うことにしたのでありますョ。
　で、どこが簡易なのかというと、まず胴体。コクピットのシートから操縦桿まで含め、排気管、キャノピー、水平尾翼を除いた、機首から垂直尾翼までが一体成型されております。計器盤などが簡素化されておりますが、コクピットを組み立てなくてよいうえ、機体の左右を合わせて接着の必要がありません。操縦席内部が若干、塗装しにくいという問題はありますが、ディテール、塗装に凝らなければ実に楽。
　主翼も一体です。上下を合わせて接着の手間がかかりません。機体と主翼を接着する際に排気管を組み込んで、これで大まかなフォルムは出来上がり！早い！水平尾翼や脚周り、オイルクーラー等のパーツは通常のキットと変わりません、が、実感として、やっぱり楽で〜す。
　全体のパネルラインは適度なスジ彫り。若干バリなどありますが、数少ない合せ部分もほとんど修正の必要はありません。ということで、邪道じゃぁ！とおっしゃられる方もいらっしゃるかもしれませんが、飛行機プラモ入門編？に最高！と思いますョ。
　つうことで、クロアチア空軍のＢｆ１０９Ｇ−１０。そうそう、いい忘れました。このキットにはスピナーの渦巻きがデカール化されていませんので、ぷらもオヤジ／７２。手書きしましたので、いまいちです。