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エイリアン アタッカー


リンドバーグ

地球侵略異星人 攻撃機 1996映画 インディペンデンス・デイ

 

 以前、雑記帳で映画インディペンデンス・デイのことを書きましたが、ついに意を決してそのエイリアンのアタッカー。モゲラに続いて何故突然作る気になったのかと申しますと、あの映画に出てくる酔っ払いおやじの農薬散布の赤い複葉機。SNYさんでヒラー大尉のホーネットをゲットした時、おやじさんがキティホークとおっしゃってまして、そのキットを手に入れたら一気に作ろうと思っておりました。しかし、なかなか見つかりません。で、その赤い複葉機の出てくるシーンをDVDの画像をコピーしたりして、いろいろ調べました。複葉でホークならカーチスという先入観と映画では一見単座で、それに騙されて?おりました。よーく画像を見ると前の座席を塞いだ跡があり本来複座のようでして、剥き出しの空冷エンジン。複葉機にしては珍しい1本支柱の主脚。円筒形の機体に直線的な翼を繋ぐN字型の翼間支柱などの特徴から、ぷらもオヤジ/72、ついに該当する機体が特定できたのであります。それはカーチス社の一連のホークではなく、1930年代半ばから1945年頃まで生産されたボーイング・ステアマンの海軍型NS1に始まる初等練習機シリーズでネーミングはケイデット。大戦後、実際に農薬散布用などに民間に払い下げられた機体で、そのキット。タカラレベルの古いキットで陸軍向けのPT−13をゲット、農薬散布の赤い複葉機が作れます。ということでモゲラに続いて「インディペンデンス・デイ」シリーズ。手始めがエイリアン・アタッカーと言う訳ですぅ。
 リンドバーグのiD4シリーズのひとつでスケールは1/72。パーツ数は極少なく、固定用のクランプのパーツを入れても全部で14個です。合いもそこそこですので、普通に組めばアッというまに組めちゃいそうですが、ぷらもオヤジ/72。それなりにいじくってみました。
 まずこのキットですが固定用のクランプがパーツ化されているということは、この機体はエイリアンの現有機ではなく、エリア51に保管、研究されていた過去に墜落した機体と考えたほうが宜しいかと。ということは、オリジナルなのか改修した後なのかは分かりませんが、エイリアンの母船にコンピューターウィルスをインストールする為に、ヒラー大尉たちが乗った機体ということになる訳です。
 で、まずはコクピットのシールド。キットのパーツは殆ど不透明に近いダークブラウンですが、映画の中では殆どクリアー。ということで透明プラ板から自作、クリアグリーンにしてみました。そうすると、キットのパーツを使えば見えない操縦席が丸見えです。キットには何のパーツもなくガランドウなので、DVDの画像をコピーしたりして、簡単にではありますがそれらしく自作してみました。
 ついでにコクピットの手前の正面部分。キットは何にもない平面ですが、画像では何やら複雑にくっついておりますので、これも少しですがそれらしく加工です。
 蛇足ですが、機体右下に取り付けるパーツ。取り説ではジェットエンジンと説明されていますが、クランプを外すと空中に浮遊して後ろにも飛んじゃうエイリアンの攻撃機ですヨ! 動力がジェットエンジンであるわきゃあないですよねぇ。これはエイリアンの母船に打ち込んだ核弾頭ミサイルのランチャーだと思いますよー。ついでに左下のパーツ。これも取り説ではエンジンとなってますが画像を見る限りでは、ここからあのレーザーパルスみたいなものを発射しています。
 最後は塗装。取り説では、ガンメタル、真鍮色、マットブラック、シルバーなどで塗り分ける指示ですが画像で見る限りではそんな塗り分けはなく、明るいサンドブラウンの様にもみえる単色なので殆ど無視。ガンメタルをベースにし、仕上げにマットを吹いてそれらしくペイントしてみましたぁ。ということでエイリアンのアタッカー。結構でかいですよ。

 
 
     
 
   
   
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