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ヴォートF4U−4コルセア


イージーモデル

アメリカ海軍 オラサ海軍基地予備役飛行隊 1956 カンザス

 

 よくお邪魔するSNYさんのレジ横のラックに掛かっていました。以前からお邪魔する度に気になっていました。196作目のクアンティコの海兵隊AU−1と同じガルグレーのコルセアですが、こちらはオレンジの帯の入ったオラサの海軍予備役のコルセアで、垂直尾翼のラダーや主翼下面がシーブルーのままの特徴的な塗装です。イージーモデルの塗装済み完成品。ぷらもオヤジ/72としては、
「完成品を買って何が面白いんじゃイ!買う奴の気が知れん!」
ですが、
「AU−1のように48でもエエから別売りデカールでもあれば良いけど、無いしねぇ。あの塗装はおおまかなところは出来ても、コードレターなんぞの小さな文字は手塗りじゃ出来んよなぁ。」
と思いつつ、ずーっと気になっておりました。
 このラックにはシーブルーのコルセアやBf109、ヘルキャット、P−47等他にもイロイロと掛かっておりますが、それ等には全く眼は行きません。しかし、このガルグレーのコルセアだけは、どーにもこーにも気になって仕方がないのであります。やっぱりコルセア大好きなんでしょうねぇ。で、邪道かとは思いつつも、ついに買うてしまいましたのですヨ。しかーし、私、ぷらもオヤジ/72です。単に買っただけでは自分自身納得できまへん。ということで、少しばかり手を加えました。
 まず、垂直尾翼のKのレター。ガルグレー部分に掛かるとことろが欠けていますので、ブラックで手書き。 
 シーブルーのラダーに掛かるコードレターが黒のままですので、この部分だけホワイトで修正ですが、ウーン上手いこといかんなぁ! 
 水平尾翼下のシリアルが間違っています。97204ではなく97264ですので、0を6に修正。本来そのシリアルの上にF4U−4とNAVYの小さな文字が2段で入っているはずが書かれておりませんし、シリアルの位置が高すぎて書き込もうにも書くスペースがありませんので割愛です。もっともスペースがあっても適当な余ったデカールもありませんし、手書きで書ける訳もないんですが・・・・。
 燃料増加タンクがホワイトですが本来はシーブルーのようですので塗装です。
 キャノピー後ろのアンテナが何故かブラックになっていますのでこれはガルグレーに。
 外翼のパイロンはAU−1のような形でホワイトに塗装されてますが、−4はMk.5という2本柱のタイプで、且つ色はシーブルーのはずです。完成品だけにロケット弾が固定されちゃってますので、そのままに。とりあえずロケット弾の先っぽはオリーブドラブに塗り替えました。で、この機体。予備役の訓練部隊の所属でして、ロケット弾を装備したことが有るのかなぁ?
 仕上げにマットを吹いてから、塗装の剥げ、排気汚れなど、若干のウェザリングです。
 ということで、イージーモデルの塗装済み完成品。イロイロおかしい所をこれだけいじれば少しは納得ということで、オラサの予備役F4U−4コルセアです。蛇足ですが、説明書にはFull plasticとありますが、レジンの無垢よりも重いような気がするんだけどぉ。

 
 
     
 
   
   
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