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マクダネル・ダグラスF/A−18Aホーネット


リンドバーグ

アメリカ海兵隊 314中隊 エルトロ基地 スティーブン・ヒラー大尉搭乗機 
1996映画 インディペンデンス・デイ

 

 前々作のエイリアン・アタッカーと壮絶なバトルを展開したヒラー大尉のF−18ホーネットです。今は無きエルトロ基地所属という設定でしたので、海兵隊314中隊の別売りデカールを探したんですが見つからず、その話をSNYさんでしたところ、リンドバーグからアタッカーと同じiD4シリーズでヒラー大尉搭乗機そのもののキットが出ていて、眠っていた倉庫在庫にあったことは以前雑記帳でお話いたしました。
 さて、このキットが発売された頃、といえば映画が製作された1996年の1〜2年後だと思うのですが、そのころリンドバーグが独自で1/72の金型を起こしたとはどう考えても思えないのであります。多分キットはどこかのメーカーにOEMで製造、デカールのみ印刷して発売したとしか考えられません。が、あくまで推測。ぷらもオヤジ/72、他にホーネットは2個、ハセガワのキットしか持っておらず、それとは異なりますが、どこの金型かは分かりませんです。
 で、キットですが、パネルラインは凸モールドですが特に気にはなりません。フラップなどの稼動部分はスジ彫りで、脚周りやコクピットのモールドなど結構繊細です。胴体の繋ぎ部分にやや段差が出る他は、全体に合わせはそこそこ良く、若干のバリを落す程度でさっさか組めました。ただ、細かいパーツの取り付け位置の指示がおかしかったり、分かりづらいところがありますので、ハセガワのキットや取り説、その他資料本の写真やらネットの画像など参考にしました。機首上部の20mmバルカン砲の発射口がモールドされていません! 他で多少手抜きをしても、これだけは穴を開けたいですねぇ。キャノピーやエアインテーク、排気ノズルなどパーツによってはエッジがかなり薄くモールドされてますので、取り扱い注意!
 映画の中ではただF−18としか言われてませんが、正式にはF/A−18ホーネット。なんでF/Aかと言うと、F−4ファントムUの後継でF−14トムキャットの支援機としてのF−18戦闘機と、A−7コルセアUの後継機としてのA−18攻撃機として別々に開発されたそうですが、途中から統合され戦闘機と攻撃機を兼ね備えているからとのこと。単座ですのでAかC型ですが、海兵隊314中隊はF/A−18が最初に完全作戦状態になった部隊だそうで、そうするとA型なんでしょうね。
 ということで、映画インディペンデンス・ディで、エイリアンのアタッカーと壮絶なドッグファイトを展開したアメリカ海兵隊エルトロ基地314中隊。スティーブン・ヒラー大尉のF/A−18Aホーネット。

 
 
 
     
 
   
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