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ウェイランド・ユタニ ドロップシップ


ミラクルハウス

ウェイランド・ユタニ ドロップシップ 1986年 映画エイリアン2

 
 1986年製作の映画「エイリアン2」に登場するドロップシップです。軌道上の宇宙船から惑星へ降下、着陸し、離脱するメカでして、映画では宇宙海兵隊(Colonial Marines)の隊員とA.P.C.(装甲兵員輸送車)1台を積んで宇宙戦艦スラコ号から惑星LV−426へ降下する。その後の映画の展開は皆様のほうが詳しいかと思いますので以下省略。
 さてキットですが、キットではありません。もう3年位前でしょうか、ネットオークションで見つけたダイキャスト完成品。スケールが1/72だったもんで、当時はこれの72プラキットは多分無かろう、と思ってゲットしましたが、後になってツクダからが出ていたことを知りましたぁ。そのまま暫く飾っておりましたが半年くらい前に、搭載したA.P.C.の72のダイキャスト完成品を入手。さすがにこれの72プラキットは無いようです。加えてここへきてオラサのコルセアやアニメ「スカイクロラ」の散香などの塗装済み完成品にウェザリングなど若干手を加えご紹介しておりますので、「ゼロ戦レッド」と「究極のレシプロ液冷戦闘機」をちょこっとお休みしてダイキャスト完成品で遊んでみました。
 映画ではオリーブドラブのようなカラーでしたが、これは限定版ブラックバージョンとのことで真っ黒で、機体No.も映画には登場しない03です。オマケに72のエイリアンクィーンが付いてました。ところどころに塗装の剥げ、降下中の熱による焼けや痛みなんぞを、塗料、ガンダムマーカー、パステルなんぞをいろいろ取り混ぜてちょこちょことやってみました。もう少し汚してみたいんですが、なかなか難しい。こういうメカの汚し等はAFV系のモデラーの方が上手いですよね。機体内部はオリーブドラブに塗り直しました。仕上げに全体にマットを吹きまして、曇ったコクピットを薄め液で拭取りますと、枠の周辺だけ曇りが残って結構いい感じです。
 と言うことで、私、ぷらもオヤジ/72のテクではこの辺が限界かなぁ。ついでにエイリアンクィーンもメタリックな明るいグリーンみたいなへんてこりんなカラーだったのガンメタとバーントアイアンを混ぜて再塗装しました。
 さて、結構でかい(且つ重い)モデルでして、見た目のボリューム感としてはインデペンデスディのアタッカーといい勝負。全長で30cm強ですがこのデザイン、どこかで見たような気がしません?特にコクピットや機体後上部のエンジン(ですよねぇ)周りとか、機体後下部から下反角付いた水平尾翼辺り。実はこれ、監督のジェームズ・キャメロン自らがAH−64アパッチのプラキットを改造して作ったモデルから、AH−1コブラとF−4ファントムUをミックスして最終デザインが起こされたそうでして、どうりでどこかで見たような気がするんですねぇ。
 
 
     
 
     
 
     
   
とじる