0237


ロッキードP−38Jライトニング


ハセガワ
アメリカ陸軍第80戦闘航空群第495飛行隊 アジア 1944 5月
 
 ハセガワのそこそこ古いキットでしょう、凸モールドのパネルラインです。が、それ程太くは無く殆ど気にならない位です。若干のバリがありますが、パーツの接合部や主翼端、J型には付かないロケット弾の先端など少し手を加えた位で、大した加工もせずにきっちりと仕上がるのはさすがハセガワ。J/L型の他、機首下のラジエーター部分の別パーツを使い若干の加工でF型も作れるコンバチキットです。
 このP−38。見るからにテールヘビーで、取り説には「機首に5g位の重りを」とありますが、実際は7g弱を入れても安定が悪く、ジャンクを再生した156作目のF型同様、両側のエンジン部分に若干プラスで計8g強入れました。
 取り説にもありますが、プロペラの回転方向を間違えないよう注意して組み立てがほぼ完了。
 さて、塗装ですがハセガワさんのご好意でゲットしたデカールで、アメリカ陸軍第80戦闘航空群第459戦闘飛行隊のウォルター F. デューク大尉の搭乗したP-38Jライトニング。双胴に大きく描かれたグリーンの龍が印象的な"ツインテール・ドラゴン"です。
 このデカール。機首横の大きなドラゴンの頭から尾翼前までの胴体。5分割されてはおりますが、特に機首の頭は曲面に貼るにはあまりに大きく、結構しわが出そうな感じです。実際、貼ったすぐ後はあちこちが浮いてどうなることやらと思いましたが、ソフターを使用して少ししてから濡れティッシュなどで押してあげると、あーら不思議。僅かにしわも残りましたが、乾く頃にはきっちりと密着しました。途中で変にいじくってずらしたりしないように、そのまま待てばOKです。
 尚、外側のドラゴンの口の周りには胴体と同じ様に黄色のドットがあるようですが、デカールにはありません。塗装で追加しても良いのですが、ぷらもオヤジ/72のテクでは綺麗に書けそうも無いのでそのままです。あしからず。
   
   
   
とじる