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前々作の飛龍にも使用したくろがね四起です。正式名称「九五式小型乗用車」。オート三輪(といっても今の若い人たちにはわからんか?)で有名な日本内燃機鰍ェ開発した日本で最初の国産の実用四輪駆動車。旧日本陸軍が発注した車両で、一部は海軍でも使用され、座席を増やすなどマイナーチェンジも含め、1944年までに計4775台が生産されたそうだ。 数年前に行った小松市の日本自動車博物館に日本国内唯一の現存車として、ほぼ完全な状態で展示されているとのことですが、行った時はまだAFVに手を出す前で、キューベルワーゲンなんかは確認したけど、くろがね四起はその存在も知らんかったし、見過ごしたなぁ。 さて、キットですがウクライナのACEモデル製。前回もコメントしたとおり、結構細部まで再現されてはいるもののモールドが甘く、パーツによっては寸法がおかしかったり、取り付け位置が不明確。おまけに大変細かいパーツもいくつかあり、バンパーに取り付けるフックなど床へ落とそうものならまず見つからなくなる。さらにフロントガラスのクリアパーツを筆頭に一部のパーツは「自作せい!」というキットですが、72は他にはないのでこれを組むしかないのですよ。 で、今回は幌付きにして一応ジオラマ化しましたが、思い描くシーンに合う兵隊さんの72のフィギュアが無く、エアフィックスの日本の兵隊さんを適当に寄せ集め。ソフトなビニールみたいな素材なのでメタルプライマーを塗ってから塗装です。 ということで「どういうシーンなの?」って言われても返答に困る、なんか中途半端なジオラマになってしまいました。 |
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とじる | |||||||||||