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グロスター ミーティアF.Mk.W 


フロッグ

エジプト空軍 1950年代

 
 もう随分と前、破格の価格にてヤフーのオークションで入手した36+1機分のジャンクキット。2004年4月に119機めとして、変則スケールのアベンジャーから始まった再生。僅かな修正でそのまま再生した122作め。別のデカールで生まれ変わらせた142、156作め。はたまたコンバージョンのベースになった126、163作め等や、とーんでもない架空機にしちゃった、かみさんに言わせれば「ゴミ」だった2機を合わせた149作め。そして、201機めの正調スピットや225機めのゼロ戦レッドの赤い32型改などなど。こつこつと続けてまいりましてこのミーティアが32機め、余すところあと5機となりましたーっ!。
 ということでジャンクキット。パッケージもなければデカールもない。フロッグのキットと記されておりましたが、唯一付いていた取り説は組立図があるもののロシア語(全然読めん!)だけの簡単なもので、メーカーもはっきりしません。ただ、細かい脚カバーなどのパーツはかなり厚かったり、ランディングギアなどの精度はイマイチですが、ソ連時代?のキットとしてはソコソコではないかと思います。ひょっとするとフロッグの金型を引き取ったnovoがソ連国内で発売した物、などとも考えられますが・・・・?で、エンジンナセルの形状、翼端をカットした主翼などからF.Mk.4と思われますので、別売りデカールを使用してエジプト空軍。尚、実機もその傾向にあったようですが、相当なテールヘビーです。ぷらもオヤジ/72、8.8グラム入れましたが、これでぎりぎり尻餅をつかない位です。
 さて、このエジプトですが、1958年にシリアと一緒にアラブ連合共和国という国家を設立。同時に空軍のグリーンのラウンデルも中央の丸の中の月と星?がなくなりました。で、このミーティアも50年代に配備されていたようなので、星付きなのか星無しなのかはっきりしません。アラブ連合共和国は設立から僅か3年後の1961年にシリアが離脱し事実上消滅しましたが、エジプトは1971年までその国名を名乗っていたそうだ。ので、実際には無かったと思いますが両方のラウンデルを使用しちゃいましたぁ。ただ、このデカール。メーカーを忘れてしまいましたが、糊が弱いのでしょうね、馴染みが宜しくありません。主翼のラウンデルの外周のように、角度によって密着不良を起こしているように見えます(実際に一部密着していませんので悪しからず)ので要注意、完璧を求められる方にはお勧めできません。ちなみにこの別売りデカールのミーティアの他の機種はイスラエルのP−51D、フランス海軍のF4U−7×2種、イギリス海軍のシーホーク×2種、それにエジプトのスピットファイアMk.9です。
 
 
     
 
     
 
     
     
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