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IAI F−21Aライオン  


イタレリ

アメリカ海軍 第43戦闘攻撃飛行隊 1985-1988

 
 アメリカ海軍のF−21Aライオンです。F−21といえば不採用になったF−20タイガーシャークと現在最強といわれるF−22ラプターの間の番号ですがアメリカ製の戦闘機ではありません。トップガンの訓練用仮想敵国機として採用を予定していたF−16の配備が遅れたため、急遽イスラエルで既に退役していたクフィルC1にストレーキや小さいカナードを追加し、海軍が1985年に12機、海兵隊が1987年に13機をF−21Aとしてリース採用した物で1989年には全機が返還されたそうだ。もともとがフランスのミラージュVを改良したもので、当時はMig-21を想定したシミュレーションに大いに役立ったそうですよ。で、クフィルがヘブライ語でライオンの意味だそうだ。
 キットはイタレリのジャンクでパッケージともともと無いのかも知れませんが塗装の詳細な説明書がありません。付属の組み立て取り説を基に、ネットからハセガワの取り説とイタレリのパッケージ画像をゲットして製作。若干間違ってるところもあるかもしれませんがご容赦を。で、全体的には組み易いキットですが、細かい部分でバリや成型時の欠けなどがあり、主翼の上部パーツと機体の合わせにソコソコの隙間が出たりと、それなりに修正いたしました。で、出来上がってみると結構小振りな機体なんですね。
 
 
     
 
     
 
     
     
とじる