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スーパーマリン スピットファイア タイプ300


ペガサス

イギリス空軍 スピットファイア プロトタイプ初飛行時 1936年3月5日

 
 スピットファイアの最初の試作機はスーパーマリン・タイプ224といい、画像のような逆ガルにスパッツ付きの固定脚というタイプ300とは似ても似つかない機体で、シュナイダー・トロフィーを制したS4、S5、S6のスーパーマリンが作った戦闘機としては全く期待はずれ。レーサーと戦闘機では全く異なると言うことですね。

                  

 で、エンジンを換え、設計そのものに修正に修正を加え試行錯誤の末1936年2月、出来上がったのがタイプ300。224とは似ても似つかない流麗な機体となり、その後1954年1月に香港駐留のMk.24が退役するまでの18年に渡るスピットファイアの歴史が始まった。
 キットはペガサス。相変わらずの出来です。組み立て説明文( 図は無い! )の最初が Firstly separated fuselage halves from sprue, rub down gently until a perfect match has been made. です。これって「左右の胴体をぴったり合うまですり合わせなさい。」ってな意味ですよねぇ。いきなりこれですもん!! 量産機とは異なり、全体をカバーする折りたたみ式の主脚収納カバーを「図を基に自作せい!」も相変わらず。方向舵上部の形状を改修前の形状に修正。ピトー管は0.5と0.3ミリの真鍮パイプで自作です。その他モロモロの修正、手直しなどについてはう〜〜んっ、省略!! デカールは念のため別売りをゲットしておきましたが必要ありませんでした。なぜかデカールだけは比較的良いペガサスです。
 と言うことで3作目のペガサスで悪戦苦闘の末のタイプ300。1936年2月末に完成し、3月5日に無塗装で、主脚カバーも取り付けていない状態での初飛行時のマーキングです。シリアルの白縁取りのズレの修正が下手くそっ! ですがご容赦を。
 
 
     
 
     
 
   
 
     
     
とじる