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AZモデルのMk.T初期型です。といってもこのキット、5モデル共通のキットで取り説も共通。一部パーツを取り替えたりしてMk.Uを作れるバージョンもあります。よってですね、このキットから、マーリンVに換装しデハビランド可変ピッチ3翅プロペラを装備した量産78機目から、風防正面に防弾ガラスを装備したMk.TaまでのMk.T後期型にするにはソコソコいじる必要がありました。 まず、防弾ガラスを装備していない丸みを帯びたキャノピーがパーツで入っていませんので、エアフィックスの余ったパーツの防弾ガラス部分を削り、コンパウンドで磨き、機体に合わせ調整です。先割れタイプのピトー管のパーツは有りませんのでこれは自作。機種右に付いているMk.UのスターターバルジはMk.Tには有りませんのでカット。などなど。 加えてキットそのもの精度がいまひとつで、脚収納庫のパーツが厚くそのままだと翼の上下が合わないので削る。コクピット床板部分とソレが当たる翼下面の内側を削る。プロペラも接着するだけなので回転するように加工。などなど。さすがのぷらもオヤジ/72も仮組みして合わせの調整やバリ削りなどなど、結構あちこち修正致しました。主翼上反角が少し足りない感じですがそのままです。パネルラインはいい感じの凹モールでして、合わせなどがしっかりしていれば大変良いキットと言えるのですがねぇ。 さてマーキングですが、シリアルK9906、コードFZ◎L。WWU開戦直前の1939年夏。ホーンチャーチ空軍基地の第65スコードロン。後に29機撃墜のエースになったスタンフォード・タック少尉搭乗機です。キットのデカールではありません。コードレターはアンリミのイギリス機コードレターセットから。翼下面と機体横のシリアルはキットのシリアルの寄せ集めで9906の0は6から修正しました。機体右のコードレターの位置がわかりませんので、前作のWZ◎Tと同じ配列に。結果、シリアルの一部に被りますがコードレターが後から書いただろう、で優先しました。あってるかナァ?尚、この頃はまだプロペラ先端の黄色い注意喚起塗装は無かったようですが、はっきりしません。 |
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とじる | ||||||||||||