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ホーカー タイフーン1b


イージーモデル
イギリス空軍 第245スコードロン 1945 ファスベルグ
 
 3ヶ月前に作り始めた新明和US-2が、やっぱりかなりでっかくて少しばかりきおくれして滞り、若干スランプ気味のぷらもオヤジ/72。サターンXから塗装済み完成品を組み立てたり、完成品の若干の手直しなどで調子を戻そうと思っております。と言うことで、前作と同じイージーモデルの追加加工です。前作のF6Fと、まだいじっていないF4Fと併せて3機を880円で落札のネットオークション。破格のお値段でゲットしたものです。
 さて、このイージーモデル。パネルラインの筋彫りも適度な深さで、全体のシルエットも宜しいし、薄い脚カバーなどパーツはシャープで良く出来た完成品だと思います。が、部分的に可笑しいところが・・・・。このタイフーンも主脚と尾輪の取り付け角度、長さがかなり可笑しい。一旦切断し修正です。プロペラブレード先端の黄色い注意喚起塗装が塗られておりませんので塗装。主翼下面のピトー管や機体上部と下部のアンテナなどを自作追加。翼端灯は前作のヘルキャットと同じ状態で修正。イスパノ機関砲の上面などの迷彩塗り分けを一部手直しなどなど。マットを吹いてからウェザリングですが、ちょっとやり過ぎだなァ!? で、一応「完成」です。
 で、ホーカータイフーン。ハリケーンの後継機として開発されたんですが、どうあがいても日々進化し続けるスピットファイアには勝てない。で、20o機関砲4門という重武装に換装したTbは低空性能の良さに加えて1943年から導入された3inロケット弾を方翼4発ずつの計8発搭載し、地上攻撃に活路を見出した。搭載しているネイピア・セバーエンジンは回転を上げると独特の排気音(フェラーリのカーン!と言う甲高い音みたいなもんか?)を出したそうで、地上のドイツ軍はそのエンジン音に怯えていたという話もあるそうですよ。
 さて、このシリアルSW409。1945年1月から引渡しが開始された最後の300機の内の1機で、コードMRは第245スコードロンに配属された機体。キットの説明書によると「1945年、Schieswing」とあるのですが、このSchieswingが一体何処なのかどう調べても分からん!し、ぷらもオヤジ/72の持っている資料本などから、この245sqnは1042年2月末からオランダのフォルケル、1945年5月のヨーロッパ終戦時にはドイツのファスベルグに駐留していたそうです。
   
   
 
とじる