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グラマンF4F−4ワイルドキャット


イージーモデル

アメリカ海軍 1943年9月 所属不明

 
  イージーモデルの手直し3連発でラストのワイルドキャットです。オリジナルの完成品は空母レキシントンのVF-3ですが、171作目で空母サラトガのVF−3の指令、ジョン・S・サッチ少佐の搭乗機を作っておりますので、他の機体へ全面再塗装です。が、その前に「VF-3って、空母レキシントンなの?それとも空母サラトガ? どっちなのよ!」。
 えーっと、このVF-3、本来は空母レキシントンの艦載部隊であります。が、そのレキシントン、1942年2月に日本軍の攻撃を受け修理へ。で、その修理期間中、一時的にサラトガに搭載されていたそうです。
 さて、再塗装ですがF4Fには珍しい?トライカラーの赤縁付き国籍マークです。トライカラー自体が1943年1月から1年強だけの塗装に加え、赤縁の国籍マークは1943年6月から9月まで僅か3ヶ月しか使用されなかった。その頃は既にF6F-3や一部の空母にはF4U-1も搭載されており、このマーキングのF4Fは多くはないようですね。で、エアロマスターの別売りデカールなんですが、機体にG1と書かれたこの機体。所属が分かりません。G8、G2、G7と4機で編隊飛行するモノクロの写真がありますがそのキャプションでは所属部隊などにはふれず、ただ43年9月の撮影となっています。ということは、赤縁国籍マーキングの最後の月ということですね。
 今回はこれといった修正はありません。主車輪が曲がっていたので手直しと、機種下の排気管?を自作、追加です。ちょっとデカかったかナ?
 仕上げにフラットを吹いてから、翼端灯の塗装と前作のタイフーンでちょっとばかり汚しすぎたので控えめに若干のウェザリングです。ということで1943年9月、所属部隊不明のF4F-4ワイルドキャット。
 
 
     
 
     
 
   
 
   
     
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