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三菱A6M2b零戦21型


講談社
ファインモールド

日本海軍 空母赤木戦闘機隊第一制空隊第二中隊 
宮部久蔵1941年12月真珠湾  2013年映画「永遠の0」 

 
  昨年末から発売されている講談社の週刊「永遠のゼロ戦プラモデル」。2009年8月25日に創刊号が発売された全100号のディアゴの週刊「零戦をつくる」。全金属製の1/16スケールとは違い、こちらは全20号でスケールは1/72のファインモールド製のプラキット。21型、32型、22型、52型の4種類に空母赤木?のデッキや地上基地のベース、パイロットや整備士などのフィギュアと燃料補給車などが付いてくる優れもの。その第一弾の21型です。灰緑色の機体、機内色のコクピット、濃いダークグレーのカウリングと脚周り。そしてシルバーグレーのエンジン、プロペラ周りと4色モールドです。1〜5号に写真付きの取り説があり、塗装指示などもありますが「塗装しないでもここまで出来る」とのことでしたので物は試し!本当に何処まで出来るのか、塗装せずに組んで見ました。
 以前、モデルグラフィックスの付録についたキット。ストックしていますが、まだ組んでいないので分かりませんが多分同じものかと。ぷらもオヤジ/72としては大変良く出来たキットだと思います。パーツの合いなどは素晴らしく、週刊の雑誌の取り説も大変丁寧で、ゲート(湯口)跡の処理や細かいパーツの取り扱い、脚や水平尾翼の取り付け角などにも触れ、おそらく全くの初心者の方でも、取り説の図と写真を参考に、説明をしっかり確認しながら組めば問題なく完成させられるのではないでしょうか。尚、デカールの密着性はすこぶる良いのでソフターは途中で使用せず、ある程度乾いてから浮いてしまった部分を最終的に密着させるのに使いましょう。
 ということで、翼端灯をクリアパーツ(キットに付いてます)にして赤と青のランプ?と翼上面のランプ。それと窓枠はさすがに無塗装では淋しいので灰緑色で塗装した以外、一切塗装はしていません。デカールを貼ってからマットを吹き、一応仕上げに塗装の剥げや排気汚れなど、多少のウェザリングでここまで出来ましたが、さて如何でしょうか?
 
 
     
 
     
 
   
     
とじる