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フォッカーD.XXI


PMモデル

フィンランド空軍 1941年〜42年冬

 
 オランダのフォッカーD.XXI戦闘機。D.21と表記されることもありますね。私のPCではアラビア数字の10をローマ数字に変換すると]となりますが11以上は変換できないんですね。で、仕方なくローマ字のエックスXとアイIの組み合わせです。
 1936年に初飛行した戦闘機で、オランダ本国では実戦配備された機体は28機だったらしく、フィンランドでは輸入とライセンスで90機ほど配備されていたようだ。デンマークでも輸入とライセンスでの10機ほどがある。他に内戦中のスペインで共和国政府もライセンスを取得したそうだが実際には1機も完成しなかったらしい。
 で、合計でも130機ほどの生産数ですが、エンジンの換装やら何やらで1から4までのバリエーションがあり、カウリングにバルジが付いたものや、キャノピー後部が透明の機体など微妙に外観が異なっています。が、どれがどれなのか良く分からんので、塗装が合っているかはどうなのかかしらん?
 キットはトルコのPMモデル製。かなり前のキットですが、最近でも見かけるということは、まだ継続生産されているのかな? 出来はというと、旧東欧圏のキットレベルでして、パーツの接合部には結構隙間がでるし、コクピットは床板と座席だけでがらんどうです。シートの後ろを塞ぎ、計器盤を自作。カウリング右下の集合排気管?見たいな物を自作ですが、これが全部のバリエーションに付くかは疑問で、且つ、どのバリエーションに付くのかもさえ分からん!水平尾翼と垂直尾翼間の張り線?も自作です。
 と、いうことで、キットのバリエーションでフィンランド空軍のスキーを装着したバージョン。機体横のマークは羊でしょうか? ただし、ストックが古かったのでしょう、デカールが劣化して使用不可。同じキットをストックしていたので、そのデカールにクリアマットを厚めに噴き、どうにか恰好が付きました。鍵十字のラウンデルは別売りデカールから。
 
 
     
 
     
 
   
   
     
とじる