タミヤ
 

GF02

ロッキードCF−104スターファイター(100)  

アメリカ民間アクロバットチーム スターファイターズ

 

 自社の製品が掲載されているから、と後輩からプレゼントされたネコ・パブリッシング発刊の「飛行機マガジン」。プラモだけでなく飛行機がらみの色んな記事があって、結構面白いムックでした。昔の少年雑誌じゃあないけれど、最近女性誌などではやりの特別付録がなーんとタミヤのF−104(100)で、スペシャルデカールがスターファイターズ。ぷらもオヤジ/72としてはスケールが違うのでどーするべー、と考えていました。その後輩。小学生のお子さんがいらっしゃるし、ちょっとしたインテリアとしてもいいかなー、なんて思い、組み立ててさしあげますぅ、とお約束してから早半年近くがたとうとしているのでありました。センチュリー・シリーズでたまたまF−104を一気に六機いくつもりで、あれこれ寄り道しちゃいましたがあと二機。これと同時進行で、ついでといっちゃあなんですが、やっと出来ました。
 タミヤということで安心しきっていたぷらもオヤジ/72。意外な落とし穴が待っていたんです。キットのパッケージには取り説がなく、本の終わりに写真入の解説。読んでおっとっとー。なんと、30年以上前に発売されたキットの復刻で、合いが悪い点はご容赦をー!だって。いざ組んでみると、確かに段差がでたり、隙間が出来たり、パネルラインは筋彫りですが太ーいし、先日ご報告させて頂いたあの超精密、「32のF−16」の出来と比べると、おや、月とすっぽんかいな?って感じですねぇ。しかし、りんごの皮が剥ける実機の前縁とはいきませんが、翼はかなり薄くモールドされてるし、全体のフォルムは結構良くて、30年以上前を考えると、当時としてはかなりな水準だったと言って良いんではないでしょうかぁ。後輩に差し上げるキット。手は抜かーんぞーぃ。
100とはいっても、前作144のベルクートよりは随分と取り組みやすい大きさなのでありますよ。ちなみに製作中の72、F−104タイガーミートとレッドバロンの胴体と並べてみましたぁ。
 ところが、付属のスペシャルデカールが曲者でした。デカールそのものは問題は無いんですが、分割されているとはいえ、さすがに機体上面全体の三次曲面に貼るのは厳しく、そのままではあっちこっちにシワ!シワ!シワ! ソフターを使ってもどっかにシワがでるので、ところどころに切り込みを入れ、だましだまし馴染ませたんですが、やっぱり若干のシワが残っちゃいました。小さな曲面部分は塗装した方が良かったようですぅ。
 ということで144紫電改、144ベルクートに続くオマケ第三弾、100スターファイター。それなりに頑張ったつもりですが、いまひとつでしたぁ。スミマセン!差し上げるときはそれなりに見えるように、ベースを滑走路風に加工したアクリルケースに入れますぅ。

   
   
   
 
 
 
とじる