このサイトの大元のサイト、トレッキング・ライフのオーナーで大親友のフジモーさん。これまでもしばしば登場しておりますが、またまた登場ーっと。で、そのフジモーさん。生粋のトレッキーなのであります。トレッキング・ライフだからトレッキング大好き?
で、トレッキー? 確かに、そうでもあるんですが、このトレッキーはちょこっとチャウ! なーんとあのスター・トレックおたく?のトレッキーなのであります。「おたく」っちゅうと大分語弊があるなぁ? えー、大ファンでありまして、DVDは全シリーズ、コンプリートで持っていたり、スター・トレック・エンサイクロペディアなる辞典を持っている。この辞典、この前ちょこっと見せて頂きまして、持っている方も持ってる方ですが、作る方も作る方で、まさにスター・トレックの大辞典でした。で、そこからその場でかなりなフリークな「問題!」とやってみましたが、正解率80%くらいでしょうか? が、しかーし、誤解を招くといかんので申しあげます。決していわゆる「おたく」ではなく、行動的で多趣味、しかもその総てに造詣が深いアウトドア派なのであります。
で、そのフジモーさん、何を思ったのかこの1/1500のエンタープライズのレジン・キットを買ってしまったのであります。1/1500とはいえ元がドでかいので、このスケールでも組み上げると全長45cmくらいになります。で、横幅が約30cmの楕円状の船体含めすべてのパーツが無垢のレジン! レジンキットを作られたことのある方はお分かりですよね? めっちゃ重〜〜い!のであります。で、そのパーツの構成から単に接着しただけでは、多分首(船体)がモゲル! そー判断したフジモーさん、ナーンと私ぷらもオヤジ/72に「助け舟ぇー!」ということになったのであります。
ということで、私めは、このエンタープライズが何作目のシリーズに登場し、艦長が誰なのかは分かりません。詳しくお知りになりたい方はこのサイトを遡って、直接フジモーさんにメールでお聞きくださーい。
で、このキットですが、本体のパーツ数は細かい部品もを入れても、なーんと僅か9個。筋彫りもシャープでパーツひとつひとつはなかなか良い出来なのですが、合わせがいまサン位。で、このレジン、軽量化?のため石膏が含まれていて硬ぁーい! サンドペーパーでは埒があかないので、リューターでガンガン削る! エンジンナセル基部が変形。ドライヤーで加熱、慎重に修正! などなど、僅か9個のパーツを合わせるのに
「何時間かかっとるんじゃー!」
「そんなこといったって、重いし、硬いんじゃー!」
一通り組んでから、補強に真鍮棒を埋め込む。ぷらもオヤジ/72。デザインの勉強をする前、これでも工業大学を卒業しておりまして、モーメントの働き方や荷重のかかり方など一応分かっておるつもりでして、一番効果的な補強の位置は「ここだなぁ。」 1.5mmのピンバイスで、おおよそ3cmの深さを4箇所。で、このレジン、先ほども申しましたが石膏入りでなかなか掘れん! たった4箇所穴を開けるのに、
「何時間かかとんじゃー!」
「そんなこといったって、やっぱし、重くて、硬いんじゃー!」
およよー、指に肉刺じゃーん。
ということで、すったもんだの末どーにか完成! といいたいところですが、まだ100%ではありません。 トレッキーさんならお分かりでしょうが、デカールで表現された脱出ポッド。まだ貼ってません。その数が半端じゃない! 船体を数えたわけではないので、全部貼るわけではないでしょうが、デカールだけでも12×12×3枚の432枚。おまけに上下で微妙に違ってどっちか上だか良く分からないので、この最後の仕上げはフジモーさんにまかせよう!
脱出ポッドが未完ですが一応スタートレックのU.S.S.エンタープライズNCC-1701-D。1/1500ということは1m50cmの人がなーんと1mmですかぁ。
でもって、脱出ポッドを貼り終えた完成形、画像追加でーす。
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