いくらブルーノートとはいったって、そう一杯純粋なタイポグラフィがある訳じゃあなく、多くが、フランシス・ウルフのスナップ写真との組み合わせっちゅうことは、皆さんご存知ですョねえ。その写真の大胆なトリミングが凄いでやんす。
 チャーリィがぞっこんのソニー・クラークが参加。そのソニー・クラークの1963年1月13日の早すぎる死まで、リーダーアルバム「リーピン・アンド・ローピン」を筆頭に、後に発掘されたサイドメンとしてのアルバムまで入れて、あと10枚強のこのジャッキー・マクリーン「ア・フィックル・ソナンス」。鼻から下をズバーンとトリミング。普通、するかぁ?!帽子の上にまとめられた文字とのバランスが。ウーン、お見事!
 へっ?中身でっか? そりゃあジャッキーとソニー・クラークでっせぇ。人様がなんと言おうとチャーリィは「ええっ!」っちゅう以外に無い!
タイトル A FICKLE SONANCE
   
リーダー

JACKIE MCLEAN(AS)

   
レーベル BLUE NOTE
   
ナンバー

BLP4089

   
曲 目

A1:FIVE WILL GET YOU TEN
A2:SUBDUED
A3:SUNDU
B1:A FICKLE SONANCE
B2:ENITNERRUT
B3:LOST

   
プレイヤー JACKIE MCLEAN(AS), TOMMY TURRENTINE(TP), SONNY CLARK(P),
BUTCH WARREN(B), BILLY HIGGINS(DS)
 
とじる