ダリの画のようなイメージもあるジャケも注目でやんすが、この中のファイブ・スポット・アフター・ダークがエエ。チャーリィ、まだジャズを聴き始めたばかりの頃、ジャズ喫茶でも良くかかりやした。その頃は、この曲がブルースエットだとばっかり思っていたでやんすヨ。こんなことを言うのはおこがましいかも知れまへんが、入門編にグーッドでやんしょう。
で、このブルースエット。録音時の別テイクだけで、曲も全く同じ構成。ジャケも同じのVol.2や近年、つうてももう12〜3年前になりやすが、同じメンバーが再会して(既に他界したジミー・ギャリソンがレイ・ドラモンドに替わってますが)ファイブ・スポット・アフター・ダークなど、一部同じ曲を再演したパートUなんてえCDもあるんでやんす。Vol.2の別テイク集は、アドリブもオリジナルに近い結構いい感じでやんすが、パートUになると、さすがに皆様お年を召しちゃいまして、特にご本人は顕著で演奏の切れも悪く、なんでこんなアルバムを創っちゃったんだろー、ってちょこっと悲しささえ感じちゃうのは、チャーリィだけでやんしょうか?
タイトル BLUES-ETTE
  
 
  
  
   
リーダー CURTIS FULLER(TB)
   
レーベル SAVOY
   
ナンバー MG12141
   
曲 目

A1:FIVE SPOT AFTER DARK
A2:UNDECIDED
A3:BLUES-ETTE
B1:MINOR VAMP
B2:LOVE YOUR SPELL IS EVERYWHERE
B3:TWELVE-INCH

   
プレイヤー

CURTIS FULLER(TB), BENNY GOLSON(TS9, TOMMY FLANAGAN(P),
JIMMY GARISON(B), AL HAREWOOD(DS)

 
とじる