エキゾチック・サウンドなる領域を作っちゃったマーチン・デニーのLPでやんす。ジャケのお姉さまがお召しになっているのを着物と言って良いのか判らんけど、寸足らずの襦袢のよーにも見えるんでやんす。バックの蛇の目?や反もの、鯉のぼりなんぞから、このジャケの右半分強は、こりゃあどー見ても日本をイメージしてるとしか思えん。もっともこの頃の日本のイメージは中国とごっちゃになってるようでやんすが・・・・。で、プレイヤーは日本人ではあらしませんが、なーんと琴、尺八、三味線入りでやんす。 タイトルのHYPNOTIQUEって、ラテン語なんぞでやんしょうが、HYPNOTICって英語で「催眠状態の」なーんて意だそうでやんす。つうことはこのジャケは夢ん中のオリエントっつうことでっしゃろか。ジャケを見ながら曲を聴いていると催眠術にかかる? 
 おまけに同じマーチン・デニーの、着物ではありやせんが一見日本女性にも思える美女ジャケ。タイトルは"SAYONARA"でやんす。
タイトル HYPNOTIQUE
  
 
  
   
リーダー MARTIN DENNY(P)
   
レーベル LIBERTY
   
ナンバー LRP3102
   
曲 目

A1:JUNGLE MADNESS
A2:ON A LITTLE STREET IN
A3:VOODOO DREAMS
A4:CHINESE LULLABY
A5:HYPNOTIQUE
A6:ST.LOUSI BLUES
B1:WE KISS IN A SHADOW
B2:SUMMERTIME
B3:AMERICAN IN BALI
B5:JAPANESE SANDMAN

   
プレイヤー

MARTIN DENNY(P), JURIUS WECHTER(VIB), HARVEY RAGSDALE(B),
AUGUST COLON(PERC), BARBARA SMITH(KOTO),
JOHN MECHIGASHARI(SYAKUHACHI), FRANCIS LEE(SYAMISEN),
JACK HALLORAN(VO)

 
とじる