悪魔の血液型講座


日本人は「血液型」が好きである。
正確に言うと「血液型」と「性格」を結びつけることが好きというより信じ切っている人が多い。
何故か?
それはいつ頃からなのか?
日本だけの現象なのか?
学術的に認められているのか?
例えば、これらの疑問に答えられる人はいるだろうか?
しかしながら一方では、
「プロ野球選手はO型が多い」
「テニスはA型の人しか巧くならない」
「あの人はAB型だから天才的だ」
「我が社の取締役にはB型がいないので一人はほしい」
などという信じられない(悪魔から見れば)言葉が日常飛び交っている。

正直、この講座を公開するのは恐い。
血液型と性格を結びつけたがる人の中には狂信的な人がいて、いくら理屈で説明しても
「だけどやっぱりA型の性格はこうだ」と言い張る人とか、
「お前の言っていることはおかしい」と今にも乗り込んできそうな人もいる。
以前、ある人が主催しているホームページにこの件で投稿したことがあるが、その手の人に論争を挑まれ
慌てて逃げた覚えがある。
論争が恐いわけではないが、不毛の論争は意味がないからである。
と言うわけで、信じ切っている人がこのページを見ても意味がないので、そういう方は最初からパスをして
欲しい。
この講座に関しては反論も受け付けられない。
(歴史的、あるいは科学的過ちは別)

インターネット上で「血液型」を検索するとそれこそ何千(ちとオーバー?)のホームページが
ヒットする。
だから、ここで取り上げるよりもそれらを紹介すれば済む話ではあるのだ、ここでは少し悪魔的解釈で
整理してみよう。

1.血液型と性格との関係。

血液型と性格を結びつける(以下、血液型性格関連説と記す)のは日本人だけと言うのが一般的
な考え方である。
ハリウッド映画のスターが日本を訪れ、インタビューで血液型を訪ねられて目を白黒させることがよく
ある。
記者たちは血液型性格関連説を信じているので血液型を知りたがるのだが向こうにしてみれば
「ホワイ?」である。
何故、こんなプライベートなことを答えなければならないのか?

当然、インターネット上でも血液型相関説を(宗教的に)固く信じている人たちのホームページが
公開されているが、その中で前川氏のABO-FAN(http://www2.justnet.ne.jp/~shozo_owada/maekawa.htm)
は比較的公平なスタンスをとっている。
が、ここでも、インドネシア人、中国人も「血液型論」を持っているとか、韓国や台湾などアジア地区も
同様であると書いている。
が、仮にそういう事実があるとしてもそれが、血液型・・・」を信仰する日本人の影響ではなかったかど
うかは明らかでない。
さらに、アメリカ人、ピーター・ダダモ氏が「ダダモ博士の血液型健康ダイエット」を出版したことにより
欧米で血液型が注目されはじめている。とも記されている。
前川氏も認めているようにこの本は、血液型別に体の免疫体質が違うのでダイエットの方法も違う
(特に食事のしかた)というのが主たるテーマで、性格についてはほとんど触れていない。
血液型・免疫体質論は医師の中でも認める人がいるのでこれはさらに研究が必要であろう。
結局、やはり「血液型関連説」を信じているのは日本人だけというのが妥当な考え方であろう。

2.血液型性格関連説の歴史

といっても大して難しいテーマではない。
なんせ、この説の歴史は短いし提唱(?)した人も少ないからである。
そして、勿論日本人だけである。

初めて「血液型・・・」の学説(?)を発表したのは古川竹二教授(現お茶の水女子大)で1927年の
ことである。
教育者の説だったせいか、当時小学校で血液型別に教室を分けたり、成績との関係を調査したりと
いう偏見的なことがあったと言われている。
しかし、氏の学説には「血液型・・・」を証明するに十分なデータが不足しているなどで学会では次第に
無視されるようになったが、昭和初期には一大ブームになったようだ。
第二次世界大戦において日本軍も血液型別に部隊を構成した(軍医・井上日英氏)という説もあるが
これは実験的なものにすぎなかったようだ(実体は不明)。

本格的に「血液型・・・」が世の中に広がったのは、その後40年を経過した1976年のこと。
何と言っても能見正比古氏が最初の著書で発表した「血液型でわかる相性」が発端である。
このブームは奥様たちがTVにかじりつきになった時代と関係があるかもしれない。
能見氏ついては一般的に1925年生まれ、東大工学部卒業などという程度の紹介しかされていない。
実は彼は放送作家であった。
ご年輩の方なら、三木鶏郎(数多くのコマーシャルソングの作詞・作曲で有名。「明るいナショナル」など
はいまだに耳にすることが出来る)の「日曜娯楽版」をご存じと思うが、能見氏はその鶏郎グループで台
本などを書いていた。
彼が何故「血液型・・・」に行きついたのかは定かではない。
勿論、十分なデータがあったわけでも心理学的素養もあったわけではないので、何かのはずみで思い
ついたというのが実際のところではと推測される。
彼の死後、息子の能見俊賢氏が父の仕事を引き継ぎ次々と「血液型・・・」に関するベストセラー
(1982年)を出版した。
俊賢氏はサンケイ新聞社に勤めていたサラリーマンで父親同様、性格、血液型について十分の知識を
持っていた訳ではない。
その後、ブームにのって一部インチキ心理学者が悪のりして同様の書籍を出版しているが、学問の世界
では(心理学など)「血液型・・・」を否定する意見が大半である。



                        
                  ・「悪魔のコレクション」ホームページトップへ

3.「血液型・・・」の問題点

あるホームページで「我々が食事中に楽しく血液型の話をしていると、その中に『そんなことは
科学的じゃない』などというヤカラがいて、席の雰囲気を壊してしまう。非常に迷惑」などと
いう意見が掲載されていた。
これ悪魔(私)のことか?
別に、世間話程度なら目くじらたてることはないのだが「血液型・・・」を信仰する人はあらゆる社
会的階層に存在するので、深刻な、あるいは漫画的な問題が発生するのだ。

超一流企業の素野元社長(K社)が雑誌のインタビューに答えて「A型の人間ばかりだと職場が
暗くなる。B型、0型だけでも突っ走ってしまう。やはり混ぜ合わせないとダメ。ウチは重役でも、
Aが2人、Bが2人、Oが2人、ABが2人となっている」と発言している。
「なっている」ではなく「選んだ」と言うべきであろう。
後に述べるが、日本ではAB型はA型の1/4しかいない。
この会社ではAB型の社員は取締役になる可能性がA型社員より4倍高いことになる。
また、「A型人間求む!」という社員募集広告を出したりする会社まである。
「性格」とはなんぞやというのはものすごく難しいテーマであり、重いテーマである。
(のちに触れる予定)
血液型は変わらない、それによって性格が決まるということが正しければA型は努力しても
セールスに向いていないかもしれないし(そう思いこむかも知れない)、B型は先生になれないか
も知れない。
極論をいうと「血液型・・・」の問題とはそういう領域の種々の問題を抱えているのである。

能見正比古氏は「血液型性格相関説」(彼は「血液型人間学」と称している)普及・研究のため
ABOの会(S46年発足)を主宰していたが、(死後は俊賢氏)のなかで「血液型十戒」を挙げて
いる。
1.血液型で人の性格を決めつけてはいけない。
2.血液型が性格のすべてであると思ってはいけない。
3.血液型で善悪を分けたり、人を非難してはいけない。
4.血液型で頭の良し悪しをいってはいけない。
5.血液型で性格が変わらないと早合点してはいけない。
6.血液型は適性適職に対しては重要だがそれですべてを決めてはいけない。
7.成功や業績は人間の努力の結果。それを血液型で割り引いてはいけない。
8.血液型と性格の関係分野を医者の領分とカン違いしてはいけない。
9.血液型を占いの一種と思ってはいけない。
10.血液型による違いより、人間どうし共通性がはるかに大きいと思うべきである。

あれ〜!
これほとんどマトモではないか。
なんでこういっている能見親子が「A型の人の相性は・・・・」などという本を出版す
るのだろう。
能見親子が作った十戒を自らが破っているのは不思議としかいいようがない。

4.血液型の種類

「血液型・・・」信仰者はA・B・AB・Oの四つの血液型のみを「血液型」と称している。
輸血の際にはこのABO式血液型システムはもっとも重要であることは間違いのないところではある。
しかし厳密にはこのABO血液型でも種類はもっとたくさんある。
簡単にいうと0型は見えないカタチでA、B型の血液型にも存在している。
A型もAA型とAO型が存在するのである。
だからA型同士の両親から0型の子供が生まれることがあるのだ。
整理すると、
0型・AA型・A0型・BB型・B0型・AB型
とが存在することになる。
AB型の親からはO型は生まれないとされていたがABO型の中でもA1,A2などの種類が
あり、親がそのその型に当てはまれば0型が生まれるとの報告がある。
(ABOWORLD:http://www.abo-world.co.jp/page/gui.abosystem.html)
とのことなのでそれを考慮するとさらに血液型の種類は増えることになる。

ABO式以外で有名なのはRh(+−)型が有名だが、それ以外にも
Duffy,Chido/Rodhes,Diego,Kx,Gerbich,Lutheranなど、その数は300以上とも500以上とも
言われている。
これを元に計算すると地球上に同じ血液型の人間は存在しない(?)と言えるのかもしれない。
岡山大学の長谷川教授の計算だと現在わかっている血液型をすべて組み合わせると、血液型
が完全に一致する確率は943億分の1になるとのことである。
それだけ考えても「血液型・・・」がABO式のみに頼っているのは科学的でないことが明らかである。

5.
ABO式血液型の概要

能見式というかABO式血液型別性格特性の概要は次の通りである。

A型
・周囲や相手に気を配る
・白黒善悪のけじめ
・自己主張と自己表現
・判断行動が現実的
・欲望がストレート
・完全主義完成を目指す
・個性的な物事を好む

B型
・束縛を嫌うマイペース
・差別なく心を解放
・行動移行が早い
・過去にこだわる
・感情の振幅が大きい
・周囲にとらわれない
・判断は正確さを重視

O型
・目的志向性の強さ
・欲望がストレート
・仲間作りと仲間意識
ロマンティックな性格
・行動に原則をもつ
・社会を強く意識する
・直線的な考え方

AB型
・合理性に富む考え方
・批判分析に長じ、好む
・メルヘン的空想趣味
・力の闘争をさける
・趣味に没頭しない
・人間関係調整が巧み
・社会参加と貢献望む

ここでは分析、批判はしない。

さらに詳しくは「むみしん氏」(http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/6842/oabab.htm)
のホームページを参照のこと。

6.血液型の国別分布状況

世界最古の血液型は0型であるというのが定説である。
その証拠にアフリカ大陸では現在もほとんどが0型であるという。
ネイティブアメリカン(インディアン)も全員が0型と言われているが、全員が同じ性格なのか?
日本での比率はほぼ
 A型:4
 0型:3
 B型:2
AB型:1
の比率になっている。

ちなみにフランスは
 A型:4.6
 0型:4.2
 B型:0.9
AB型:0.3
となっており随分日本と違いが顕著である。
B型の最大の特徴とされる「マイペース」型が日本の約5割に満たないが、どう見てもフランス人の方が
マイペース型は多いだろう。

*注 ネイティブアメリカンの血液型は全員が0型という訳ではないという説もあり、ハッキリしない。



                 
          ・「悪魔のコレクション」ホームページトップへ


6.その他の性格型

ABO型から離れてすこし性格型について整理してみよう

世界最古の性格分類はヒポクラテスの体液説と言われている。
それはなんと6世紀のことだそうだから「性格」の定義もたぶん違っているのだろうが、
人間の体内に流れる4つの体液、「血液」、「黄胆汁」、「粘液」、「黒胆汁」の多さによって性格が変わ
るという説である。

 ・黒胆汁質:黒胆汁が多い。憂うつな性格。
 ・胆汁質:黄胆汁が多い。怒りっぽい性格。
 ・多血質:血液が多い。快活な性格。
 ・粘液質:粘液が多い。沈着な性格。
なんかオカルティックだが、15世紀当時にもかなり広く伝わっていたと想像される。
当時描かれたミケランジェロの「イブ(アダムとイブのイブのこと)の誕生」には四隅に裸婦が描かれて
いるが、これはこの四つの体液を象徴しているとされている。
ミケランジェロ以外にも多くの絵画にその影響が見られるとのことなので宗教との関連もあったのかも
知れない。

次はE・クレッチマー(1888−1964)が提唱した説で、彼が多くの精神病者を観察していたなかで体格
と性格の関連に着目したものである。

これもあまり科学的とは思えないけれども、「血液型・・」程度には当たっているかも。
クレッチマーは「いろいろの本を見ても、太った悪魔にはお目にかかったことがない」と言っている。
これは残念ながら当たっている!

それ以外では、ユングの内向、外向型説が有名である。
ただ、一般的に使われる内向性、外向性とは違い、ユングは「人の関心、心的エネルギーが主とし
て自分自身にむかうか、他者、外部にむかうかによって人の性格は大きくわかれる」と考えた。
従って、内向型は自分自身に関心がむかい、内気で思慮深いが、実行力にとぼしく協調性にかける。
外向型は外部の刺激に影響されやすく、情緒の表出が活発で統率力があり、協調性が大。
といった特徴が現れる。
企業の採用試験に盛んに使われているSPI(Synthetic Personality inventory)はこの理論を応用して
いる。


7.性格とは

「運命は性格の中にある」 芥川竜之介
「人間はその性格にあった運命にしかでくわさない」 小林 秀雄
などという言葉があるほど性格は重要であるようだ。
だが、性格はなんぞや?
「性格とは人間が自己を現わしたり行動したりする独特の仕方,様々の状況を体験し,それへ反応
する仕方,愛し,嫉妬し生活を送る仕方,いかなる要求を持つか,どの様な憧れが彼の持ち前か,
いかなる理想をいかに立てるか,どの様な価値に左右されるか,何をなし,何を生産するか,いかに
行為するかという様式などである」カール.ヤスパース(独 精神病理学者)
難しくて何を言っているかわからないが、学者の数だけ「性格」の定義があるといわれているくらい
「性格」という言葉は曖昧である。
人間の行動、考え方、感じ方には個人差がある。
外部からの刺激、働きかけに対する反応も同様である。
ある人の日頃の行動を観察しているとそうしたあるパターンが存在することがわかる。
心理学ではこうした一貫した行動特徴ももたらすモノを「性格」と呼んでいる。
「性格」の原語の一つに英語の「キャラクター」があり、おおもとの意味はギリシャ語の「彫り込まれた
モノ」もう一つはやはり英語の「パーソナリティ」。
こちらはラテン語の「ペルソーナ」が語源。ギリシャの野外劇に使った仮面という意味。
かって、マツダの乗用車に「ペルソナ」という車名があった。
また、阪急のクレジットカードも「ペルソナカード」という名称がついている。
本来の意味をわかっているのかどうか疑問である。
それはそうとして、同じ性格の語源である「彫り込まれたモノ」は「変化しないモノ」、「仮面」は「変化
するモノ」ことを意味し、全く正反対のことを表しているのは面白い。

リクルートの実施している性格類型検査(TI型)の参考書によると、
広い意味の「性格(パーソナリティ)」はコアに気質(もって生まれた素質的傾向)がありその周りにま
ず狭義の性格(生後3〜4歳でできあがる。家庭的影響が大)があり、さらに態度(ものの考え方、興
味など気質、性格に比べて比較的変わりやすい)、さらに一番外側に役割性格(職業的役割がもたら
す性格。銀行員らしい、先生らしいといったもの)が取り巻いている。
さらに、すべての項目に共通して、「感情」、「意欲」が関係している。
としている。
心理学者の一般的な説明は、
「性格はもって生まれたものに後天的な環境などの影響で形成される」としている。
環境とはなにか?
・家庭、家族
・交友関係
・育った土地(気温、天候、風土)
・教育
・職場
等々であろう。

今後、DNAの研究がさらに進めば、「気質」などの秘密が解明されるかもしれない。


8.血液型性格関連説のインチキ

「プロ野球選手の中で過去に打率3割をキープした人はB型が多い」
「日本の総理大臣はO型が多い」
などという話を聞いたことがあると思う。

戦後日本の総理大臣の血液型は

 A型: 6名
 O型:15名
 B型: 2名
AB型: 2名

本当にO型が多い。
「だから、O型は首相に向いている」
という理屈になるのだが・・・・・

ところが大物政治家(自民党幹事長等)と範囲を広げただけで
 A型:15人
 O型:16人
 B型: 5人
AB型: 9人
となって随分様子が変わってしまう。

いずれにしても、この母集団には性別、年齢などに偏りがあるので、統計的に意味のない
データである。
また、首相等は通常自民党員から選ばれるから、自民党員全体の血液型がどうだったかで
結果の読み方が変わってくる。

いずれにしても、前に記したように日本人の血液型の比率は

 A型:4
 0型:3
 B型:2
AB型:1


となっており、これは男女、あらゆる年齢層からの集計なので、それを無視したデータは
インチキである。
勿論、サッカー、プロ野球選手などのデータも同様である。

こういった数字でウソをつく手口、データの読み方については、リンク集でも紹介している
専修大学の江原先生が「血液型性格関連説について」にてくわしく解説している。
   (http://www1.doshisha.ac.jp/~yshibana/etc/blood/archive/index.html)


9.「血液型と性格は関係ない」テスト

日本大学の大村政男教授がテレビ(1984年2月21日。NHK総合テレビーおはよう広場)などで
おこなったテストがある。
テスト方法は実に簡単で、ABOの会などが作成している血液型の性格一覧表をちょっと細工す
る。
例えばA型の性格特徴とされている部分に0型の特徴を入れ替える。
他も同様に入れ替えて、皆に配り「自分の血液型と性格は当たっているか」と聞くと
この時の実験では57人中50人(87.7%)は的中していると回答している。
このテストは悪魔(私)も色々のセミナーを利用して総計500人以上を対象に追試を
してみたが、ほぼ同様に毎回必ず80%以上の人が「的中している」と答えた。
大村教授はさらに各血液型の特徴をバラバラにして4つの血液型の枠のなかにいれて表にして
同様の実験をしたが、これはなんと63人中57人(90.5%)が的中したと答えた。
この実験でわかることは、各血液型の特徴とされている内容は結構曖昧で誰にでも当てはまるの
で、「これだ」と言われるとそう思いこむ。
「シーバスリーガル」のボトルを見ると中身を入れ替えても「旨い」と言って飲むといったような
心理学者が「ラベリング効果」とよぶものである。
それと思いこみといったモノが作用するようだ。
岡山大学の長谷川芳典教授は他の性格テスト(矢田部ギルフォード性格検査)を利用して血液型
と性格との関連は見られないことを証明している。








                    
               ・「悪魔のコレクション」ホームページトップへ


to be contenuied
(rev.2002.2.21)



 アクセスカウンター
     [カウンター]










>