先日、40年前にお世話になった、石垣西3丁目山下久志さん(84)から庭の「サツキ」が咲いたので、「オコワ」を炊いた。待っているので花見に来るようにとおさそいを受けた。花より団子「オコワ」ご飯を戴きながら話は、昔話 山下さんは、農家では、田植えなど共同作業が多いので、結束を図るため、何かにかこつけて、寄り会い会食をしたという。
牛の神様「大将軍(だいじょうぐん)」祭やお日待ち(オヒマチ)の風習があって、近所隣りはみんな顔見知りだった。この「お日待ち」とは、日暮れから会合し、次の日の「お天道様」が顔を出すまでの待ち時間、つまり夜通し飲んだり食べたりして過ごす。お正月、お盆、お祭り、祭日のほか、オヒマチとは粋な休日を考えたものだ。(外山)