◇五輪を通じて中国は世界の目にさらされた。
 中国は世界を知り、世界は中国を知った。 

2008年8月に中国は北京でオリンピックを開催した。

このお言葉はIOCロゲ会長のものである。
 
まさに名言!
だが・・・・

世界は中国を少しは知ったかも知れない。
メダル授与のお手伝いをする女性の美しさ、スタイルの良さ。
金メダルを圧倒的に獲得した国力(指導制度)。
そしてチャン・イーモウ監督が演出した開会式・閉会式のセレモニー、
そしてCGまで利用した偽装。
クチパク・漢民族による異民族(55族)偽装行進。

が、中国は世界を知っただろうか?

知り合いの中国人に聞いたが、北京在住の中国人は五輪中、ほとんど外
に出なかったという。
混雑をさけた、というのだが外出を禁止されていたのかも知れない。
道々には凄い数の警官が警備にあたっていたようだ。

とにかく北京の空気は汚い。日本の埃は白いがあちらのは真っ黒だと、
悪魔の知り合いの中国人が教えてくれた。
五輪期間中はそれを隠すため、工場は操業を停止させ、車は市内への乗り
入れを制限した。
その日によりナンバープレートの末尾の数字、偶数と奇数により車両の数を
半分にしたのだ。
それを、日本人が中国人の友人に「大変だね」と言ったところ、
「車をもう一台買って、末尾を偶数と奇数にすれば毎日乗れる」
とのこと。

心配されたチベット、新疆ウィグルなどのテロは起こらなかった
ものの、五輪前後でそんなに世界の中国感は変わったろうか。

以下は中国ジョークを。
 
アメリカ航空宇宙局(NASA)で金星へ飛び立つ宇宙飛行士を
募集した。ただし、「1人でゆき、地球に戻って来れない」という
条件である。

ドイツ人、フランス人、中国人の3人が応募してきた。
はじめのドイツ人、
「100万ドルで行こう。金は自分の母親にやってくれ」
 次のフランス人、
「200万ドルで行く。100万は自分の家族に、
 あと100万は社会に寄付したい」

 最後に現れた中国人は言った。
「300万ドル欲しい」
 どうしてそんなに要求するのかとの質問に、彼は審査官の耳に
 ささやいた。
 「もし、私に300万ドル出してくれるなら、あなたに100万ドル
 差し上げます。私が100万ドルいただき、残りの100万ドルでドイツ
 人を宇宙に行かせます」
        ー相原 茂 中国語コミュニュケーション協会代表


ある酔狂な大富豪がいった。
「もし私に青いキリンを見せてくれたら莫大な賞金をだそう」
イギリス人はそんな生物が本当にいるのかどうか、徹底的に議論を重ねた。
ドイツ人はそんな生物が本当にいるか文献を調べた。
アメリカ人は軍を出動させ世界中を探し回った。
日本人は品種改良の研究を重ねとうとう青いキリンをつくった。
中国人は青いペンキを買いに行った。
       ー「世界の日本人ジョーク集」(早坂 隆 中公新書ラクレ)





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