◇異常な状況のなかで一緒になったカップルは長続きしない

米映画「スピード」のクライマックスでキアヌ・リーブスがサンドラ・ブロックに言ったセリフ。

恋人達がデートによく遊園地を利用するが、これは賢い選択である。
ジェットコースターに乗った後などはしばらく胸のどきどきが収まらない。このときに恋人と一緒だと恋のどきどきと愚かにも見極めがつかなくなり、親密度が深まる。これは社会心理学での実験でも明らかである。
この効き目がどの程度続くかは残念ながら実験されていない。しかし、前述の映画の続編「スピード2」ではサンドラ・ブロックのお相手はキアヌ・リーブスではなかった。このセリフどおりになったのである。アメリカ映画もやるものだ。

と言うことで、結婚に関する賢人達のお言葉を・・・

「結婚をしばしば宝くじにたとえるが、それは誤りだ。宝くじなら当たる
 こともあるのだから
       ーバーナード・ショウ

「できるだけ早く結婚するのが女の務め、できるだけ結婚しないでいる
 のが男の務め」
       ー バーナード・ショウ

「貴方の素晴らしい頭脳と私の体を持った子供ができたらどんなに素
 敵でしょう」
「いや、私の貧弱な体と貴方の頭脳を持った子供ができたらどんなに
 悲惨でしょう」
      ーバーナード・ショウがイサドラ・ダンカンのプロポーズへの答え。

「結婚ーいかなる羅針盤も、今までの航路を発見したことがない荒
 海」
       ーハイネ

「なぜ美人はいつもつまらぬ男と結婚するのだろう。賢い男は美人と
 結婚しないからだ」
       ーS・モーム

「結婚した方がいいのか、それともしない方がいいのかと問われるな
 らば、私はどちらにしても後悔するだろうと答える」
       ーソクラテス

「君が良い妻を持てば幸福者になるだろうし、悪い妻を持てば哲学者
 になるであろう」
       ーソクラテス

「人間は判断力の欠如により結婚し、
 忍耐力の欠如により離婚し、
 記憶力の欠如により再婚する」
       ーアルマン・サラクルー

「もっとも危険な食べ物はウェディングケーキである」
       ーアメリカの諺

「結婚とは慌ただしくして、ゆっくりと後悔するものである」
       ーイギリスの諺

「結婚はしてもしなくても後悔するものである」
       ーカフカ

「女房というものは、すべて亭主の期待を裏切るものである」
       ーエルモア・レナード

「男は、女が一人でいる時にどんな風に時間を過ごしているかを知れ
 ば、決して結婚しないだろう」
       ーカーライル       

「正しい結婚生活を送るのはよい。しかし、それよりもさらによいのは、
 ぜんぜん結婚をしないことだ。そういうことのできる人はまれにしか
 いない。が、そういうことのできる人は実に幸せだ」
       ートルストイ

「結婚へは歩け。離婚へは走れ」
       ーユダヤの格言

「夫婦というのは、別れそこなった男と女のことです」
       ー 永六輔『一般人名語録』より。

「あらゆる人智の中で結婚に関する知識が一番遅れている」
       ーバルザック

「結婚とは、熱病とは逆に、発熱で始まり悪寒で終わる」
       ーリヒテンベルグ

「ずいぶんと敵を持ったけれど、妻よお前のような奴は初めてだ!」
         ーバイロン(英詩人)

「夫婦というものはお互いが鎖でつながれた徒刑囚なのだ。
 だから夫婦は足をそろえて歩くようにしなければならない」
        ーゴーリキ

正しい結婚の基礎は相互の誤解にある」
         ーオスカー・ワイルド


「結婚は悲しみを半分に,喜びを二倍に,そして生活費を四倍にして
 くれる」
         ーイギリスの諺

「 結婚するとき、私は女房を食べてしまいたいほど可愛いと思った。
 今考えると、あのとき食べておけばよかった」
        ーアーサー・ゴッドフリー

「20代の夫が遺書を書くと、大抵、「遺産は妻に贈る」とやる。 が、
 30、40代に作成した遺書は、「大部分が子供に贈る」 とある。
 そして、老人になってからのは、「社会に寄付する」 というのが
 圧倒的だ」
        ー デービット.ガンストン(米遺書研究家)

「先生、13日の金曜日に結婚すると不幸になるというのは本当ですか?」
「勿論です。どうしてその日だけが例外であり得ましょう」
        ーユダヤのジョーク

「結婚とは一人の主人と一人の主婦と二人の奴隷とからなり、 それ
 でいて全部合わせて二人にしかならない状態」
        ービアス「悪魔の辞典」

「神が同棲を発明した。悪魔は結婚を発明した」
        ーフランシス・ピカビア

これだけ知っていれば結婚式のスピーチの材料には事欠かないというものだ。
これらは残念ながら、悪魔のお言葉ではない。


老夫婦の離婚

老夫婦が離婚することにした。 家庭裁判所は法的に認める前に、なんとかならないものかみるために、結婚相談の連中と会うことを強く勧めた。 カウンセラーは全力を尽くしたが、全く無駄だった。 老人たちの心はすっかりきまっていた。 何としても離婚するのだ。とうとう、カウンセラーがいささか絶望的に言った。「でも、あなたは95歳で奥さんは93歳です。72年間もご一緒だったんですよ! どうして今になって離婚したいんです?」すると、妻が答えた。 「これまでの46年間、わたしたちはお互いに我慢がなりませんでした。 でも、子供たちがみんな死ぬまで待つべきだろうと考えたのです」
      -I'm Serious...sometimes.より  http://members.fortunecity.com/msato/clean96.html
(これはユダヤ人の夫婦の話である。ユダヤ人の長寿は有名なところから作られたジョーク)   




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